2009/12/15

Velvet Rain

【原題】 江湖 Blood Brothers
【製作年】 2002年
【製作国】 香港
【配給】 日活
【監督】 ウォン・ジンポー
【製作総指揮】 アラン・タム 、アンディ・ラウ
【音楽】 マーク・ロイ
【出演者】  アンディ・ラウ, ジャッキー・チュン, ショーン・ユー, エディソン・チャン, エリック・ツァン, チャップマン・トー
【あらすじ】
レストランの厨房で働くイック(ショーン・ユー)に、暗殺者を決めるクジ引きの連絡が入った。この日を待ちわびていたイックは、チンピラ仲間のターボ(エディソン・チャン)と会場のディスコに駆けつける。
黒社会で尊敬を集めている大ボス、ホン(アンディ・ラウ)の暗殺計画の噂に、配下の3人のボスは戦々恐々となり、互いに腹を探りあう。ホン亡き後に彼の兄弟分の冷酷無慈悲なレフティ<左手>(ジャッキー・チュン)が台頭すれば、たちまち大混乱に陥り自分たちの利権も脅かされることになる。
イックと一緒に一旗揚げたいターボは、彼のために秘所にリンゴの刺青があるという当たりクジの娼婦、ヨーヨー(リン・ユアン)を探し出すが、ボスのトウ(チャップマン・トウ)がイックに渡した武器は、拳銃ではなくナイフ。イックは不安と悲壮な決意を胸に、一目で惹かれていたヨーヨーを荒々しく抱く。一夜の関係で終わりたくはない。だが、ヨーヨーは多額の借金を抱える身だった。
パーティーの最中、ホンは妻エミリー(ウー・チェンリェン)が息子を出産したという報せを受け、レフティと病院へ向かう。父親になり感慨深げなホンに、レフティは「ニュージーランドへ移住しろ」と引退を勧める。思いがけない言葉にとまどうホン。黒手袋をしたレフティの右手は二人の友情の証だが、一緒に戦った日は遠い過去。果たしてレフティは、守るべきものができたホンの身を案じているだけなのか?それとも、彼こそが暗殺計画の黒幕なのか?
イックはボスからの謝礼を母に渡そうとするが、彼が亡き父と兄と同じ運命を辿らないことを願う母は、その金で銃を買うように言う。兄が罠にかけられたとき、無謀にも加勢しようとしたイックを必死で止めたのはターボだった。
ホンとレフティは、レフティが買い取った二人の思い出のレストランでテーブルにつく。ホンは敵を一家皆殺しにするレフティのやり方を批判するが、3人のボスを危険視していたレフティは彼らを一掃すべく、すでに子分たちを送り出していた。しかし、一人目のボスが家族もろとも殺された後、他の二人は間一髪でホンの子分に保護される。一人を見せしめにし、残りを許して救う。それが賢明なやり方だ。ホンはまた、レフティの母親をもエミリーのもとに保護していた。
イックとレストランで食事中に、ターボは自分たちを探す敵の姿に気づき、囮になる。右手を潰されてもイックをかばい続けるターボ。そこへ駆けつけ、発砲しまくるイック。ターボは弾の切れた銃で瀕死の敵を殴り、家族を皆殺しにするために住所を聞き出す。
ホンはレフティに言う。「妻子を守ってこそ真のボスだ。俺を殺せる者がいるとしたら、お前だけだ」と。レフティはようやく自分の間違いに気づく。外は雨。ホンに傘を差し掛け、一緒に歩きだすレフティ。ナイフを手に標的に向かっていくイック。二組の男たちの運命が、雨の中で交わろうとしていた。

あらすじ長くてすみません。。。これしかなかったんです。
最初見たときはちょっと意味がわからなかったかも。というかアンディとジャッキー、ショーンとエディソンの2組のストーリーが同時に進み、「ん?」という感じ。それぞれのストーリーは緊張感もあり面白かったけどなーんかまとまりがない。けどラストが!あー、なるほどね。はいはいはい。そういうことね、という感じ。なので総合的に面白かったです。
そしてこの映画、映像がきれい。香港の映画って割と映像にこだわっているものが多いような。。。映像というか色調かな?この映画も全体的に同じ色調だけど、アンディとジャッキーのシーンとショーンとエディソンのシーンでの色調が微妙に違い、それぞれの雰囲気をうまく表現している。
やっぱりアンディたちのシーンは重厚感があるね。
また、アクションシーンもすごかった。中国では上映禁止になったほど。そこまでか?とも思ったけどかなりの迫力。雨の中、鉈みたいなものをもって向かっていくシーンはかなりのみもの。
そして俳優陣、アンディはもちろん、ジャッキー、ショーンにエディソンと観た当時の私にはわからなかったけどかなり豪華。アンディはこの髪型どうなんだろうか。。。確かに落ち着いたボスとして雰囲気はあったけど、、うーん、まあいいや。正直そこまでアンディに興味はない。この映画で一番気に入ったのが大好きなショーンではなく、ジャッキーです。というかびびった。ジャッキーのイメージは「欲望の翼」でのいいやつすぎるさえない男、「いますぐ抱きしめたい」のこれまた冴えない手下の男イメージ。そんな彼があれ?髪型と衣装はともかく、かなりいい味だした大人の男になってる!キレっぷりもいいし、迫力あったわ~。いやー、びっくりしました。
んでエディソン。私と友人の中ではお騒がせなキャラクターですが彼はいい役者ですよ。どんな役でも演じてしまう。これもちょっと変わったやつだけど実は友達想いの鉄砲玉の役をうまく演じてるしね。
そして、ショーンです。彼はもうなんでもいいです。かっこいいので。初のラブシーンがあるとのことで楽しみだったのですが、あれ?そんなもん?とちょっと肩透かし。でも普段はおとなしいのにキレと何をしでかすかわかならい何か内に秘めた感じがとてもよかった。というかかっこよかった。

もっと衣装のセンスがよければな。。。

やっぱりショーンでしょ。ふてくされてもかわいい。

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