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2010/05/21

Infernal Affairs III

【原題】 INFERNAL AFFAIRS III/INFERNAL AFFAIRS: END INFERNO 3 無間道Ⅲ 終極無間
【邦題】 インファナル・アフェアⅢ 終極無間
【監督、プロデューサー、撮影】 アンドリュー・ラウ
【監督、脚本】 アラン・マック
【プロデューサー】 カオ・フォンチュン
【脚本】 フェリックス・チョン
【撮影】 ン・マンチン
【編集】 ダニー・パン  パン・チンヘイ
【美術】 ビル・ルイ
【音楽】 チャン・クォンウィン
【出演者】 アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、チェン・ダオミン、ケリー・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、サミー・チェン、カリーナ・ラウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、チャップマン・トゥ
【あらすじ】
潜入警官のヤンが殉職し、10ヶ月。警官として生きる決意をしたラウは、事件について、「ヤンを撃ったのは潜入マフィアのラムで、そのラムを自分が射殺した」と証言し、一時的に庶務課へ移動となる。その間ラウは、警察内に残る潜入マフィアを自らの手で始末してきた。ある日、保安部のヨン警視の部屋で、巡査部長のチャンが自殺する。内務調査課へ復帰したラウは、ヨンが潜入マフィアであるとにらみ、その身辺を調べ始めるが…。

はぁ・・・かっこいい。
私の好きな映画BEST5に入る、いや、BEST3に入る「Infernal Affairs」の続編。続編といってもヤンが死んでからのその後だけでなく、殺される前のお話でもあります。
大体映画って続編とかになるとクオリティが下がるんですよね。やっぱ一番最初の作品がいいよね、みたいな。たしかにⅠの衝撃にはかないませんが、これはこれでかなりよしです。
まず見せ方が面白い。過去と現在をうまい具合に織り交ぜてみせております。ただし、ちゃんとみないと意味がわからなくなること間違いなし。真剣に見ましょう。
Ⅰではどうも中途半端な扱いだったケリー・チャン、Ⅲでは大活躍です。大活躍というかちゃんと意味をなしています。
Ⅰではずーっと任務に疲れ、思い表情だったトニー演じるヤンにも、こういう時間もあったのねと、ちょっとホッとします。じゃないとヤンはかなり報われないですよ。私は完全ヤン派ですからね。
そう、この作品のトニーはいいですね~。もう寝てる姿なんて可愛すぎてどうしようかと思いましたよ。※どうしようもない。もちろん、きょとん顔も健在です。
ケリー・チャンが寝ているトニーをずっと見つめ、怪我をしているトニーにそっと絆創膏を貼るシーンがあるんですが、私だってそんな場面があったらガン見しますね。
さて、トニーの感想はいったんおいといて、、、
アンディもよかったですよ。どんどんぶっこわれていく様がすごかったです。関係ないけどアンディってスーツが似合いますね。いつも変な服を着ている写真をみるので、このひと黙ってスーツきてればかっこいいのに・・・と思わずにはいられませんでした。
そして今回はⅠにでてこなかった2人がかなりいい味だしてます。
一人はレオン・ライ。正直好きな顔ではないので、うーん、、、という感じでしたが、この役にはピッタリでした。ヤンにとって味方なのか敵なのか、最初ほんとにわかりませんでした。真面目でエリートな印象だけど、結構やってることは黒いみたいな。うまくはまってましたね。
そしてチェン・ダオミン。渋いですね~。彼は「HERO」でもトニーと共演しています。黒社会か板前にしか見えない髪形でしたが。。彼の「運命は人を変えるが、人は運命を変えられない。だが、彼らは何かを変えた」この台詞!ものすごく印象に残ってます。ってか覚えてしまいました。なるほどね~と。

この映画、Ⅰと違うところがあるんですよ。お気づきの方はかなりのトニー好きですよ。
はい、トニー、ひげがないんです。Ⅰのときはひげがあったんですが、Ⅲではありません。
ちょうどこのとき「2046」の撮影とかぶっておりまして、付け髭をつけるためひげはそってしまったんだそう。
私はひげアリ派です。
でもどっちでもいいです。
なぜならかっこいいから。

でた!きょとん顔!
この笑顔で完全ノックアウト・・・。かわいい。。。

2010/03/14

Lust, Caution

【原題】 色,戒
【監督】 アン・リー
【脚本】 ジェームズ・シェイマス、ワン・フィリン
【製作】 ビル・コン、ジェームズ・シェイマス、アン・リー
【原作】 アイリーン・チャン
【製作国】 2007年アメリカ・台湾・中国・香港合作映画
【出演者】 トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン、ジョアン・チェン
【あらすじ】
1938年、日中戦争の激化によって混乱する中国本土から香港に逃れていた女子大学生・王佳芝(ワン・チアチー)は、学友・鄺祐民(クァン・ユイミン)の勧誘で抗日運動をかかげる学生劇団に入団。やがて劇団は実戦をともなう抗日活動へと傾斜してゆく。翌1939年、佳芝も抗日地下工作員(スパイ)として活動することを決意し、暗殺の機を窺うため麦(マイ)夫人として特務機関の易(イー)を誘惑したが、工作員としての未熟さと、易の厳しい警戒で暗殺は未遂に終わった。3年後、日中戦争開戦から6年目の1942年、特務機関の中心人物に昇進していた易暗殺計画の工作員として上海の国民党抗日組織から再度抜擢された佳芝は、特訓を受けて易に接触したが、たびたび激しい性愛を交わすうち、特務機関員という職務上、すさまじい孤独の苦悩を抱える易にいつしか魅かれてゆく。工作員として命がけの使命を持ちながら、敵対する易に心を寄せてしまった佳芝は…。

なんとも見ごたえのある映画でした。
これは私がトニーを好きになる前、普通に「見たい映画」だったのでレンタルされたらソッコー借りに行きました。
私の好きなキーワード「実話をもとにしている」「スパイ」「戦時中の混乱期」「エロス」がたっぷりつめこまれたこの作品、もちろん期待通り、いや以上の作品でした。

当時トニー・レオンという役者にさほど注目していなかったのですが(今思うとなぜ!?)、やはり「なんて目力のある役者なんだろう」と思った記憶があります。さすがトニー。
あの甘い笑顔は封印して、ずーっと影のある無口で孤独な軍人を演じております。タン・ウェイ演じる麦婦人に疑いながらも惹かれていく姿を彼のあの瞳で表現していてもうせつないったらありゃしないです。
タン・ウェイ演じる佳芝が日本料理店でトニー演じる易に「天涯歌女」を踊りながら歌う場面は私が一番好きなシーン。誰にも心を開かない無表情な男、易が佳芝の歌に心を揺さぶられて思わず涙を流す場面に心をうたれましたね。
あと、ラストに佳芝がプレゼントした指輪をはめているシーンの「ん?」というときの表情!!はぁ、、ため息ものです。ファンにはたまりませんよ。
トニーはこういう時代の衣装が似合いますね。ポマードをつけたぴっちりな髪型も最高です。
かっこいい・・・。
そしてタン・ウェイ。彼女、すごいですね。めちゃめちゃ美人ってタイプではないのですがかなり魅力的な女優さん。そしてかなり身体はってます。あどけなさが残る女学生から易を誘惑する人妻までうまく演じきってます。なんなんでしょうかね?あの色気は。易をさそう眼の表情とか。あれはもうやばいでしょ。表情ももちろんなのですが、クラシカルな衣装とメイクが彼女にぴったり。オーディションの時に、彼女がメイクテストをしたときに“これぞチアチー”と思ったみたいですね。
あとワン・リーホン。彼もアン・リーに鍛えられたようで反日活動に燃える青年をうまく演じておりました。きれいなお顔ですね、彼は。この映画のワン・リーホン演じるクァンという青年はなんなんですかね?どこか頼りないというか残念。口先だけというか説得力がない。。まぁ仕方ないといえば仕方ないんですがね。

これは上映前から激しい性描写が話題になりましたね。はい、たしかに激しいです。けどこれはこの映画にはかかせないシーンだったと思いますよ。でもそれ以上に二人の心情が表現されていたと思いますね。

上海の風景、音楽、衣装すべて最高でした。でもこの易という役はトニー・レオンしか演じることができなかったと思いますね。いや、別にファンだからとかじゃなくてね。彼はこの役のせいでかなり体重がおちてしまったとか。。もう精神的にまいってしまったようです。それで一度レッドクリフのオファーを断ったみたいですね。どんだけなりきってしまうのでしょうか?トニー・レオンという役者は。普段とまったく表情がちがいますもんね。さすがです。
このシーンが一番幸せな二人だったと思います。

2010/02/08

CHUNGKING EXPRESS

【原題】 重慶森林/CHUNGKING EXPRESS
【邦題】 恋する惑星
【製作総指揮】 チャン・イーチェン
【製作】 ジェフ・ラウ
【監督・脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル、アンドリュー・ラウ
【美術】 ウィリアム・チョン
【音楽】 フランキー・チャン、ローエル・A・ガルシア
【製作国】 1994年香港映画
【出演者】 トニー・レオン、フェイ・ウォン、ブリジット・リン、金城武、チャウ・カーリン
【あらすじ】
「雑踏ですれ違う見知らぬ人の中に、将来の恋人がいるかもしれない。」幻想的な音楽とクールなモノローグ。猥雑なエネルギーの充満する香港の雑踏を、一発の銃声が切り裂く。極彩色のネオンの中を疾走する金髪サングラスの女。57時間後、彼は被女に恋をする。
ここは香港スノッブの溜まり場、蘭桂坊(ランカイフォン)。ハンバーガー・ショップで働くちょっと変わった女の子フェイ。毎晩夜食を買いにくる警官663。彼にはスチュワーデスの恋人がいる。でもその恋も、目的地を見失って失速しはじめている。6時間後、彼女は彼に恋をする。

この映画をきっかけに香港映画のイメージが変わった人、多いんじゃないでしょうか?そして香港に行きたいと思った人、たくさんいるのでは?!
ちょうど私と同世代のオリーブ少女、渋谷系を通ってきた人は必ずこの映画はみてきたはず。もちろん私も友人もそのひとり。こんなにもスタイリッシュでポップな映画、衝撃をうけましたね。これ1994年制作。でも今みてもまったく古さを感じさせない。衣装をみるとそれなりですが。
ウォンカーワイの叙情的な台詞、ウィリアムチャンのポップな衣装そしてセンスのよい色彩、ドイルの独特な映像の長回しの映像。完璧。香港の街をあんなにもオシャレに映した映画はこれが始めてじゃないでしょうかね。
そしてウォンカーワイはほんとにロマンティストですね。女子にはグッときてしまう台詞が満載です。
「その時彼女との距離は0.1ミリ。57時間後、僕は彼女に恋をした。」
「その時ふたりの距離は0.1ミリ。6時間後、彼女は別の男に恋をした。」
ポケベルの伝言メモのパスワード「一万年愛す」
「この記憶の缶詰に期限がないといい あっても一万年ならいいが」
「失恋すると僕はジョギングする
体の水分を蒸発させ 涙が出ないようにするためだ」
「タオルが泣くのを見てうれしかった 本質は前と同じ多感なタオルだ」
「部屋が泣き出すと始末に終えない」
「永遠に醒めない夢もある」
「YOUR PLACE CANCELLED」(トニーが彼女から渡された手紙の文章)
等など。。。
どんだけだよウォンカーワイ!!もうやられました。

そしてこの映画、俳優人がいいですね。スター好きのウォンカーワイ。この映画でブレイクしたのは金城武とフェイウォン。トニーとブリジットリンは以前から有名でしたからね。
私もこの映画で金城武とフェイウォンを知りました。金城さまが「もっしもーし、当ててみな、ピンポ~ン!当ったり~!」って日本語で話した瞬間、「え、この人だれ?!」って驚きましたよ。
まだ若く初々しさがのこる金城さま、グレタガルボを髣髴させるブリジットリン。ベリーショートがめちゃめちゃキュートなフェイウォン。ブリーフがやはり似合うトニーレオン。最高です。
トニーはほんと若くてかわいい。そしてかっこいい。部屋でぬいぐるみに話しかけるシーンなんてもう大変です。
よくよくみるとこの映画のトニーとフェイの話はストーカーみたいなもの。やりすぎだろ!?って思いますがフェイが演じるとすべてがキュート。
音楽もいいですね。頭の中にカリフォルニアドリーミングが流れっぱなしになります。サントラほしいです。でも近くのBOOKOFFにないんです。

ちなみに私と友人はこの映画の舞台になった重慶マンション、ヒルサイドエスカレーター、midnightexpressがあった場所に行ってきましたよ。
 か・かわいい・・・!!

2010/01/05

HAPPY TOGETHER


【原題】 春光乍洩 Happy Together
【邦題】 ブエノスアイレス
【製作国】 香港
【製作年】 1997
【監督/製作/脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル
【美術】 ウィリアム・チャン
【音楽】 ダニー・チャン
【出演者】 レスリー・チャン トニー・レオン チャン・チェン
【あらすじ】
香港からちょうど地球の裏側に当たるアルゼンチンを旅するゲイのカップル、ウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)。 「やり直す」ための旅行にもかかわらず、イグアスの滝への道中で道に迷い喧嘩別れしてしまう。 ひとりになったファイは旅費の不足を補うためブエノスアイレスのタンゴバーでドアマンとして働くが、そこへ白人男性とともにウィンが客として現れる。
以降ウィンは何度もファイに復縁を迫りそのたびファイは突き放すのだが、嫉妬した愛人に怪我を負わされたウィンがアパートに転がり込んできたことから、やむなく介護を引き受ける。ウィンとの生活にファイは安らかな幸せを感じるが、怪我の癒えたウィンはファイの留守に出歩くようになり、ファイは独占欲からウィンのパスポートを隠す。
一方、ファイは転職した中華料理店の同僚で中華民国からの旅行者のチャン(チャン・チェン)と親しくなり、そんなファイのもとからウィンは去っていく。旅行資金が貯まったチャンは南米最南端の岬へ行き、そこで代わりに悩みを捨ててきてあげるからとファイにテープレコーダーを渡す。ファイはテープレコーダーを握りしめるが、言葉はなく、涙を流すしかなかった。
チャンの出発後、ファイは稼ぎのいい食肉工場に転職、旅費が貯まりイグアスの滝へと旅立つ。香港への帰途、ファイは台北のチャンの実家が営む屋台を訪れた。そこでファイはチャンの写真を一葉頼む。「もし会いたいなら、どこで会えるかもうわかるから」、ファイは確信するのだった。

板前さんのような髪型のトニー。。。なぜこんな髪型にしてしまったのだろうか?撮影にはいるときは普通の長さだったのに。。。ゲイっぽくみせるため?だとしたら大正解。
これは確かにゲイの物語です。でも!男女の恋愛と変わらない普通のラブストーリーです。変にゲイというものを茶化さず、ひとつのラブストーリーとしてみせてます。

レスリー演じるウィンは最初から最後まで勝手な男。こんな男はいやですね。友達で十分です。トニー演じるファイと付き合っていて、自分がファイから愛されてるって自信があるんだよね。だから気まぐれで「別れよう」といって出て行ったり、「やり直そう」といって戻ってきたり。ずるいです。ファイもファイでそんな彼を好きだから受け入れちゃうし。ウィンに出て行ってほしくないファイはめちゃめちゃ尽くすんですよ。熱をだしているのにウィンのために料理を作ったり、一生懸命バイトしたり、掃除したり、夜中にタバコを買いに行ってあげたり、、、そんなことをしちゃう女子もいるんじゃないでしょうか?そこまでしたことはないけど気持ちはわかります。一生懸命尽くせば彼は自分から離れないんじゃないかって思うんだよね。ほら、こんな行動は男同士も男女の恋愛も一緒でしょ。
ウィンはそんなファイの行動がだんだんと重くなってきてまだ出て行っちゃう。はぁ、勝手。。ま、束縛はいやですけどね。
チャン・チェン演じるチャンはこの話では“きっかけ”的な存在。明るく前向きで正直なチャン。そしてさわやかなイケメン。(←個人的意見)彼との出会いによってファイはウィンとのことへのこだわりを捨て、前向きに生きようと決心するわけ。
この物語はゲイの恋愛というものを通して、今のままでいるか勇気をもって前に進むかということを描いてると思うんですよ。今のままでいることを選んだというかそれ以外の道に気づけなかったウィン。彼はファイの元から出て行ったあと、やっぱり最後はファイの大切さに気づき彼の元へ戻るんだけどときすでに遅し、ファイはいなくなってしまっていたと。前に進む勇気をもったファイ。ウィンのことは好きだけどこのままではいけないという気持ちに気づき、チャンとの出会いで前向きに生きる勇気をもち、ウィンの元から去って新しい道へ歩いていく。
これって自分の今の生活にも置き換えられますね。いまのままでいることに不安もないけど何かを変えるには、新しい道に進むには勇気が必要。恋愛だけでなく仕事も何でもそう。そういうことを教えてくれる映画です。

そしてやはりウォン・カーワイなので映像・音楽全て最高。
これの映画、モノクロの映像で始まって、ウィンとファイが再度やり直すところからカラーになっていくんです。にくい演出ですね。それがまた自然だし!ってかのっけのイグアスの滝の映像がすごい!クリアな映像ではなく、少し荒くトーンの落ちた映像に迫力のある滝の音。2人でみることがかなわなかったイグアスの滝、彼らの気持ちがあらわれてます。
そして音楽。フランク・ザッパやピアソラ、そしてカエターノ・ヴェローソの歌声がブエノスアイレスの背景にぴったり。ファイの暗い気持ちをより深くリアルに見せてるしね。これはサントラがほしいな~。

レスリーはやっぱりかっこいいですね。かなり自分勝手な役をうまく演じてます。勝手なくせに時に甘えたりと、ずるいですね。ファイじゃなくてもゆるしちゃうでしょう。ファイとウィンは一緒に暮らししているとき、洋服を共有してるんですよ。お互いがお互いの服をきてるんだけど、やっぱおんなじ服を着てもどうもトニーよりレスリーのほうがさまになるんですよね。なんだろう?多分トニーは普通の服を着るとほんとに普通になってしまうからですかね。
いつもは男くさいトニーですが、この映画では煮え切らない男を演じてましたね。そしてあの髪型に片ミミピアス。きっとゲイの方からもかわいいって人気があるのでは?確かに野暮ったいんですが、どうもだんだんとかわいく見えてしまう。ま、好きだからですかね。
チャン・チェンも若いですね~。これは確か彼が兵役に行く前だったかな。

この映画、トニーは監督にだまされたみたいですね。自分がゲイの役とは聞いておらず、現地についてから真相をきかされたそう。んで、映画の最初にレスリーとトニーのベットシーンがあるんですが、その撮影後、トニーは部屋に引きこもっちゃったそうです。「あんなことまでさせられちゃってさ」っていっておりました。でも、ファイとウィンが一緒に踊りながらキスをするシーンはキュンと切なくなりましたよ。。。






これは純粋なラブストーリーです!甘えたトニーが・・・かわいい?!


2009/12/22

HERO


【原題】 英雄
【製作】 ビル・コン
【監督】 チャン・イーモウ
【脚本】 リー・フェン チャン・イーモウ
【撮影】 クリストファー・ドイル
【アクション監督】 チン・シウトン
【衣装デザイン】 ワダエミ
【音楽】 タン・ドゥン
【出演】 ジェット・リー トニー・レオン マギー・チャン チャン・ツィイー ドニー・イェン チェン・ダオミン
【あらすじ】
 紀元前二百年、戦乱の中国。秦王は近隣六国に攻め入り、中国統一に向けて着実に歩みつつあった。そんな彼が唯一恐れたのは暗殺者の存在。中でも槍の名手“長空”、剣の使い手“残剣”、“飛雪”の三人は強敵だ。秦王は如何なる者にも百歩以内の距離での謁見を許さなかった。左記の三人を討ち取った功労者を除いては・・・
 “無名”と名乗るこの男は、長空を討ち取った褒章として王への三十歩の距離での謁見を許された。彼の口から語られる長空との決闘の物語に秦王はいたく感心された。そしてそこに届けられる残剣と飛雪の剣。
 「残剣と飛雪を討ち取った者には王への十歩の距離での謁見を許す!」、臣下の読み上げるのに合わせて無名は秦王まで十歩の距離に近付く。
 「如何にしてこの二人を討ち取ったのだ?」、秦王の問いに対して無名は語り出す。残剣への飛雪の愛憎の念を利用して彼を殺させた事、そして心の乱れた飛雪を決闘で討った事。しかし秦王はそんな彼の話に矛盾を感じはじめていた。
 「奴らがお前に敗れたのは、お前を信頼したからに他ならない。なぜならお前が暗殺者だからだ! そして奴らが命を捧げてまでお前に任務を託したのは、お前が誰にも真似のできない必殺の技を身につけているからだ!」
 その技とは「十歩必殺」、無名が十年を懸けて編み出した必殺の剣法である。遂に無名は真実を語りはじめる・・・

チャン・イーモウ監督という人はすごいですね。アクション映画が彼が作るとこんなにも美しい映画になってしまうなんて。さすがです。
アクション、映像、音楽どれをとってもすばらしい。
 まずアクション。チャン・イーモウ監督はアクション映画を撮ったことがなかったのでアクション監督が別にいます。チン・シウトン監督。彼は名作「チャイニーズゴーストストーリー」の監督です。あとは「少林サッカー」「ウォーロード」のアクション監督などもしている人。この映画はアクション俳優と呼ばれる人はジェット・リーとドニー・イェンの二人だけ。あとの俳優はアクション俳優ではないのですが全てのアクションシーンがすばらしかった。多分、監督のおかげでしょう。
前半にでてくるジェット・リーとドニー・イェンのシーンは本家のお二人、さすがの一言。そのほかにもマギー・チャンとチャン・ツィイーのシーンもとても美しかったし、チェン・ダオミンとトニー・レオンのシーンもなかなかのもの。
 次に音楽。さすがタン・ドゥンです。彼は中国を代表する作曲家。映画音楽では「グリーンディスティニー」も担当してますね。この映画では日本の和太鼓なども使用しておりました。アクションシーンにはより迫力・スピード・緊張感を、美しい景色により深みをそして情感を与えていました。はい。
 そして映像。またしてもやられました、クリストファー・ドイル!こういう武侠ものも彼の手にかかるとこんなにもすばらしい映像になるのかと。中国の壮大なスケールの自然、四季の美しさ、景色と衣装のコントラストなどなどさすがの一言。この映画の一番の見所は映像の美しさだと思うんですよ。色がほんとにすばらしい。赤・緑・青・白と4色をそれぞれ4つの話しに使用しているのですが、どのシーンもほんとに美しいです。一番美しいと思ったのは赤のシーン。赤い衣装を着たマギーとチャン・ツィイーが一面黄色の銀杏のシーンで戦うところ。赤と黄色のコントラストがほんとに美しかった。。。緑のシーンで、チェン・ダオミンとトニーが戦うところもきれいだったな。黒い城内で緑の布が落ちてくるところは印象的。※そのシーンのトニーのかっこよさも印象的♥
 あ、あと衣装ですね。はい、ジャパン代表ワダ・エミさんです。彼女の衣装はいろんな映画でみましたが細かいですね~。ほんと繊細です。そしてやはり美しい。素材感、ディティール、動くことによってゆれるシルエット。同じ赤の衣装でも俳優によって全て違う赤を使用しているんだとか。それは全部の色についても同様。黒もジェット・リーの黒とそのほかの軍隊の衣装の黒は全て違う黒。微妙に違うんだとか。こだわってますね~。

あ、ストーリー?もちろん面白かったですよ。DVDが出た当時に実は一度観ていてそのときはあまりよく理解していなかったんです。でも去年あたり、再度見直してみたら、あー、なるほどという感じ。要は、ジェット・リーがついたうその話と、チェン・ダオミンが推測した話、そして真実の話を映像にしているってことです。はじめは何でこんなに何度もトニーは死ぬの?って思った程。
昔観たときはジェット・リーがかっこいいと思っていてそれでこれを借りたんです。なので当時はトニーにぜんぜん注目せず、「ジェット・リーかっこいい」なーんて気持ちで観てました。今思うとなぜ?!私の中でジェット・リーは市原悦子にしかみえません。そしてあんなにもかっこいいトニーを見逃すなんて当時の私を説教したいくらい。もうトニーがかっこよすぎです。ヒゲロンゲでもかっこいい。多分トニーの映画で私が一番かっこいいと思うビジュアルはこの映画です。特に一番したの写真に注目。この顔!文句なし!







ヒゲロンゲもかっこいい。。。ため息出ちゃう。。。

 

2009/12/21

LOVE ME, LOVE MY MONEY

【原題】 有情飲水飽
【邦題】 ラブ・イズ・マネー
【製作】 2001年 香港
【監督】 バリー・ウォン
【出演】 トニー・レオン スー・チー ラム・カートン テレサ・マク ウォン・ヤッフェイ
【あらすじ】
トニー・レオン演じる企業家リチャードはタイムなどの表紙を飾るほどの資産家なれど、とにかくケチ。携帯は皆が持ってるから借りればいいといまだにポケベルを使い、幼なじみの友人が法律顧問を務めているが、その賃金すら、すきあらば値切ろうとするほど。出ていった元恋人の嫌がらせで所持していたクレジットカードすべてに盗難届けが出され、持ち金に窮していた彼とたまたま知り合ったスー・チー演じるOLチョイ。田舎の村長の父(「少林サッカー」のウォン・ヤッフェイ)が無理矢理、婚約者に決めた男にいつもつきまとわれており、追い払うべく、金に困ったジゴロと思い込んだまま、リチャードを雇って恋人役に仕立てあげる。財産目当ての女性にはうんざりのリチャードは、自分の正体を明かさぬまま、彼女の恋人偽装工作につきあう。次第にひかれあう二人だが…。

トニー・レオンのイメージが広がった作品です。私が香港映画にはまったのはそう、トニー・レオンがきっかけです。それまでトニーのイメージはウォン・カーワイの作品、もしくはインファナル・アフェア、そして傷だらけの男たち、ラスト・コーションなど、わりと大人なそして男っぽいイメージでした。で、かたっぱしからトニーの作品をみようってことでこの映画をみたら度肝ぬかれましたね。
まずオープニングでポップなまるもじの広東語が書かれていて、よくわかんないポップでファンシーな音楽が流れてるんです。なんじゃこりゃ?!と。
が、しかし、面白かったです。
主人公・トニー演じるリチャード・マー。実業家でめちゃめちゃ金持ちなのにありえないくらいどケチ。携帯はもたないわ、人件費はけちるわ、あげく彼女を怒らせてカードが使えなくなってしまう残念な男。いままでの女性はすべて自分の金目当てだったからそうじゃない女性を求めているわけ。そこにスー・チー演じるOLチョイと出会うわけ。彼女がしつこい男を追い払うために、金なしな男と勘違いしたリチャード・マーにお金払って彼氏の役を頼んでそこからふたりの物語が始まりますと。
とことんケチなリチャードとチョイのやりとり、あとリチャードの友人とチョイの友人とのからみもかなり面白い。チョイの友達、かなりぶっ飛んでていいですね。
ありえないほどケチ、でも実は金持ち、そんな男と普通のOLとの現代版シンデレラストーリーですよ。ステキです。すっごいケチだったのに、彼女のことを好きになって彼女のためならいくらでも金を使うんです。遊園地をつくったり、CM買い取って告白したり、挙句の果て飛行船チャーターですよ。もう発想がおかしい。
顔もよくってケチだったけど自分には金を惜しまず使ってくれて資産額が半端ナイ。夢のようです。
チョイが貧乏な彼を好きになってでも実は金持ちだって知るときがあるんだけど、まーたしかにだましてたことはいけないこと。そりゃ怒る気持ちもわかります。けど、ちゃーんと謝ってしかも実はケタはずれな金持ちだったらそこまで怒ることないよね。むしろこちらこそすいませんって謝っちゃうよ。
はい、パンピーなんで。。。とにかく面白い映画でした。

このトニーの友人役のラム・カートンって役者、なにげにいろいろ出てんだよね。
ちょいちょい観るわ。こういうラブコメからマフィアものまで幅広いです。インファナルでもかなり重要な役ででてたしね。
そういえば、普通の男性の役のトニーはこの映画ではじめてみました。コメディもいいですね。演技派な彼はどんな役もこなしてしまうんですね。新鮮でした。そしてやっぱりかっこいいです。(※結局そこ)すっごいさわやかなんだけどね。
無邪気なトニー!か、かわいい!