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2010/11/17

The King and the Clown

【邦題】 王の男
【原題】 왕의 남자
【監督】 イ・ジュンイク
【脚本】 チェ・ソクファン
【出演者】
カム・ウソン、チョン・ジニョン、イ・ジュンギ、カン・ソンヨン、チャン・ハンソン、ユ・ヘジン
【あらすじ】
16世紀の李氏朝鮮の時代。2人の男性大道芸人(クァンデ;広大)チャンセンとコンギルは仮面劇(山台劇)の最高の相棒。2人は漢陽(当時の朝鮮の都、現在のソウル)の街で暴君・燕山君を風刺し、死罪に処せられそうになる。チャンセンは王を笑わせられたら罪を免ぜられるべきであると豪語する。女形であるコンギルの演技でついに王を笑わせることに成功した2人は、王宮付きの芸人として召し抱えられ、狂王に仕えるが、次第に宮廷の陰謀に巻き込まれていく。また、王の寵愛を美貌のコンギルに奪われたと嫉妬する寵姫・緑水も策謀を巡らせることとなる。

16世紀の李氏朝鮮という権力と身分の差には逆らえない時代。
上にはむかうことは死を意味し、そんな中でイ・ジュンギ演じるコンギルは運命を受け入れようとする姿はとても切なかったです。美しく妖艶な女形・コンギルは暴君と恐れられる王に愛され、それが故まわりをどんどん破滅へむかってしまうさまがなんとも皮肉。
宮廷内にはコンギルに嫉妬する愛妾、前王に劣る王に不満を漏らす重臣、コンギルたちただの芸人たちを宮廷内に住まわせることに反対する役人たち、前王と比較される上に母親のことで悩む王・・・などなど。美しく見える宮廷内はもうドッロドロ。
まー、そんな宮廷内の愛憎劇なんですが、ぶっちゃけまあまあという感想です。よかったんですが泣きはしなかったです。
しかしですね、この大道芸人たちが演じる“演目”ですか?これはすばらしい…。技・演技もそうですが、この映画のメッセージがこめられているのかなと感じました。

でもなんだかんだ悲しい人たちばかりでした。
運命を受け入れ流れに逆らわず生きようとするコンギル。
運命に逆らい、王に立ち向かうチャンセン。
狂王と恐れられるヨンサングン。
自分から心が離れていくことに嫉妬をする王の妾。。。

私はこの映画で一番好きなところはチャンセンとコンギルとのストーリーもですが、なにげに王とコンギルの話。王はコンギルといるときは狂気と悲しみ、そして信頼が入り混じったなんともいえない、そんな表情をしているんです。ただ哀しみの中で生きている人なんだなと思いました。

それにしてもイ・ジュンギは美しい。
男にしておくのはもったいないというかなんというか、なんですかあの色気は。
色も真っ白でお肌もつるつるでそして妖艶。
歌舞伎の女形のような雰囲気。うっとりですよ。
一見細そうに見えるけど、やっぱりそこは韓流スター。なにげに鍛えられてます。


 
 

2010/01/05

Crouching Tiger, Hidden Dragon


【原題】 臥虎藏龍
【邦題】 グリーン・デスティニー
【製作年】 2000年
【製作国】 アメリカ / 中国
【監督】 アン・リー
【アクション監督】 ユエン・ウーピン
【製作】 ビル・コン シュー・リーコン
【製作総指揮】 ジェームズ・シェイマス デヴィッド・リンド
【撮影】 ピーター・パウ
【美術監督】 ティミー・イップ
【音楽】 タン・ドゥン  ヨーヨー・マ
【出演者】 チョウ・ユンファ ミシェル・ヨー チャン・ツィイー チャン・チェン
【あらすじ】
天下の名剣グリーン・ディスティニー(碧名剣)の使い手として名を轟かせるリー・ムーバイ(チョウ・ユンファ)は、剣を置く決意をし、瞑想修行を途中で切り上げ女弟子ユー・シューリン(ミシェル・ヨー)の元へやってくる。二人は密かに惹かれ合っていたが、指定に愛の関係は許されなかった。そんなある日、ユーは貴族の娘イェン(チャン・ツィイー)に出会う。イェンは両親に名家に嫁ぐことを決められていたが、本当はユーのような剣士になりたがっていた。やがてイェンは、盗賊の青年ロー(チャン・チェン)と砂漠で恋に落ちる。しかし政略結婚が決まっているイェンは、彼に別れを告げた。イェンを諦めきれないロー。彼への想いに揺れるイェン。そんな時、イェンに正しい剣の道を教えようとしていたリーが、長年の敵に毒針で殺されてしまう。死の直前で、初めて愛の告白をするリーとロー。イェンはその姿に接し、家が決めた結婚を捨ててローとの愛を選ぶのだった。

この映画を見た当時、正直チャン・ツィイーしか知りませんでした。しかもチョウ・ユンファをかっこいいと思ってしまったくらいです。いや、確かに彼は香港で昔からかっこいいといわれている俳優ですから間違ってはいないと思うのですが、今思うとなぜ?なぜチャン・チェンに気づかなかった?
ストーリーはまあいたって普通というか普通に面白かったです。
武侠アクションですが、軸はラブストーリーですね。大人な2人と若い2人の恋愛。恋愛というか、、、秘めた愛?じゃない、、、えっとゆるされない愛ですね。
チョウ・ユンファ演じるリー・ムーバイとミシェル・ヨー演じるユー・シューリン。彼らは師弟関係のため、お互い惹かれあっているのに結ばれてはいけない運命。
チャン・ツィイー演じるイェンとチャン・チェン演じるロー。いいとこのお嬢様ゆえ、許婚がいるわけでましてや盗賊と結婚なんてもってのほか。
そんなこんなのストーリーなのですが、そこよりも、アクションが印象に残ってますね。特にチャン・ツィイーとミシェル・ヨーが戦うところはさすがの一言。ミシェル・ヨーは香港きってのアクション女優ですからもちろんのこと、チャン・ツィイーも頑張ってました。2000年製作なのでHEROと同じくらいですね。そうとう頑張ったんでしょうね。お見事!
相変わらずミシェル・ヨー姉さんは美人でした。かっこいいし、色気あるし。今度のジョン・ウー監督の新作も楽しみです。(共演がチョン・ウソンだしね)
チョウ・ユンファは実はこの映画が武侠ものお初だったみたいです。坊主頭も似合っておりましたよ。拳銃が剣に代わったチョウ・ユンファ。街中での打ち合いが大自然の中でのアクション。このギャップがおもしろいです。
そしてチャン・チェン。いやー、かっこよかった。彼はロンゲでもいけるんですね。兵役復帰後の作品。どんだけ男らしくなってしまったのでしょうか?ブエノスアイレスのときとはまったく違いますね。やはりジャパンの男子も一度は兵役につくべきですね。2年間、決して無駄じゃないはず。だってこんなにも男らしくなれるんですから。(※ウォンビンはより美しくなって戻ってきましたね)

そしてこの映画、音楽がいいなーとおもったらさすが、タン・ドゥンとヨーヨー・マ。中国を代表する音楽家ですね。この中国の大自然にとってもあっておりました。







いい男はどんなかっこでもロンゲでもかっこいいってこと。

女2人が鎌みたいなやつとか剣とかで戦うんです。怖いけど美しいです。


2009/12/22

HERO


【原題】 英雄
【製作】 ビル・コン
【監督】 チャン・イーモウ
【脚本】 リー・フェン チャン・イーモウ
【撮影】 クリストファー・ドイル
【アクション監督】 チン・シウトン
【衣装デザイン】 ワダエミ
【音楽】 タン・ドゥン
【出演】 ジェット・リー トニー・レオン マギー・チャン チャン・ツィイー ドニー・イェン チェン・ダオミン
【あらすじ】
 紀元前二百年、戦乱の中国。秦王は近隣六国に攻め入り、中国統一に向けて着実に歩みつつあった。そんな彼が唯一恐れたのは暗殺者の存在。中でも槍の名手“長空”、剣の使い手“残剣”、“飛雪”の三人は強敵だ。秦王は如何なる者にも百歩以内の距離での謁見を許さなかった。左記の三人を討ち取った功労者を除いては・・・
 “無名”と名乗るこの男は、長空を討ち取った褒章として王への三十歩の距離での謁見を許された。彼の口から語られる長空との決闘の物語に秦王はいたく感心された。そしてそこに届けられる残剣と飛雪の剣。
 「残剣と飛雪を討ち取った者には王への十歩の距離での謁見を許す!」、臣下の読み上げるのに合わせて無名は秦王まで十歩の距離に近付く。
 「如何にしてこの二人を討ち取ったのだ?」、秦王の問いに対して無名は語り出す。残剣への飛雪の愛憎の念を利用して彼を殺させた事、そして心の乱れた飛雪を決闘で討った事。しかし秦王はそんな彼の話に矛盾を感じはじめていた。
 「奴らがお前に敗れたのは、お前を信頼したからに他ならない。なぜならお前が暗殺者だからだ! そして奴らが命を捧げてまでお前に任務を託したのは、お前が誰にも真似のできない必殺の技を身につけているからだ!」
 その技とは「十歩必殺」、無名が十年を懸けて編み出した必殺の剣法である。遂に無名は真実を語りはじめる・・・

チャン・イーモウ監督という人はすごいですね。アクション映画が彼が作るとこんなにも美しい映画になってしまうなんて。さすがです。
アクション、映像、音楽どれをとってもすばらしい。
 まずアクション。チャン・イーモウ監督はアクション映画を撮ったことがなかったのでアクション監督が別にいます。チン・シウトン監督。彼は名作「チャイニーズゴーストストーリー」の監督です。あとは「少林サッカー」「ウォーロード」のアクション監督などもしている人。この映画はアクション俳優と呼ばれる人はジェット・リーとドニー・イェンの二人だけ。あとの俳優はアクション俳優ではないのですが全てのアクションシーンがすばらしかった。多分、監督のおかげでしょう。
前半にでてくるジェット・リーとドニー・イェンのシーンは本家のお二人、さすがの一言。そのほかにもマギー・チャンとチャン・ツィイーのシーンもとても美しかったし、チェン・ダオミンとトニー・レオンのシーンもなかなかのもの。
 次に音楽。さすがタン・ドゥンです。彼は中国を代表する作曲家。映画音楽では「グリーンディスティニー」も担当してますね。この映画では日本の和太鼓なども使用しておりました。アクションシーンにはより迫力・スピード・緊張感を、美しい景色により深みをそして情感を与えていました。はい。
 そして映像。またしてもやられました、クリストファー・ドイル!こういう武侠ものも彼の手にかかるとこんなにもすばらしい映像になるのかと。中国の壮大なスケールの自然、四季の美しさ、景色と衣装のコントラストなどなどさすがの一言。この映画の一番の見所は映像の美しさだと思うんですよ。色がほんとにすばらしい。赤・緑・青・白と4色をそれぞれ4つの話しに使用しているのですが、どのシーンもほんとに美しいです。一番美しいと思ったのは赤のシーン。赤い衣装を着たマギーとチャン・ツィイーが一面黄色の銀杏のシーンで戦うところ。赤と黄色のコントラストがほんとに美しかった。。。緑のシーンで、チェン・ダオミンとトニーが戦うところもきれいだったな。黒い城内で緑の布が落ちてくるところは印象的。※そのシーンのトニーのかっこよさも印象的♥
 あ、あと衣装ですね。はい、ジャパン代表ワダ・エミさんです。彼女の衣装はいろんな映画でみましたが細かいですね~。ほんと繊細です。そしてやはり美しい。素材感、ディティール、動くことによってゆれるシルエット。同じ赤の衣装でも俳優によって全て違う赤を使用しているんだとか。それは全部の色についても同様。黒もジェット・リーの黒とそのほかの軍隊の衣装の黒は全て違う黒。微妙に違うんだとか。こだわってますね~。

あ、ストーリー?もちろん面白かったですよ。DVDが出た当時に実は一度観ていてそのときはあまりよく理解していなかったんです。でも去年あたり、再度見直してみたら、あー、なるほどという感じ。要は、ジェット・リーがついたうその話と、チェン・ダオミンが推測した話、そして真実の話を映像にしているってことです。はじめは何でこんなに何度もトニーは死ぬの?って思った程。
昔観たときはジェット・リーがかっこいいと思っていてそれでこれを借りたんです。なので当時はトニーにぜんぜん注目せず、「ジェット・リーかっこいい」なーんて気持ちで観てました。今思うとなぜ?!私の中でジェット・リーは市原悦子にしかみえません。そしてあんなにもかっこいいトニーを見逃すなんて当時の私を説教したいくらい。もうトニーがかっこよすぎです。ヒゲロンゲでもかっこいい。多分トニーの映画で私が一番かっこいいと思うビジュアルはこの映画です。特に一番したの写真に注目。この顔!文句なし!







ヒゲロンゲもかっこいい。。。ため息出ちゃう。。。

 

A BATTLE OF WITS


【製作年】 2006年
【製作国】 中国=日本=香港=韓国
【原題】 墨攻
【監督・脚本・プロデューサー】 ジェイコブ・チャン
【音楽】 川井憲次
【原作】 森秀樹
【出演】 アンディ・ラウ 、 アン・ソンギ 、 ワン・チーウェン 、 ファン・ビンビン 、 チェ・シウォン
【あらすじ】
周王朝が没落し洛邑に遷都した紀元前 770年以降,春秋五覇と呼ばれる列強が実権を握った.しかし紀元前 403年晋の臣下だった韓・魏・趙が独立し,秦・楚・斉・燕といった国々と覇を競うようになる.時代はこれら戦国七雄が群雄割拠する戦国時代に移る.そんな戦国時代半ばの紀元前 370年.戦国七雄にも名を連ねた大国・趙は人口約4千人あまりの梁を攻略する.暗愚なる国王・梁渓(ワン・チーウェン)はこれに驚き惑い,墨家集団に救いを求める.しかしやってきたのは革離(アンディ・ラウ)という一人の男だけ.そして革離の到着を待つようにして名将・巷淹中(アン・ソンギ)率いる10万の趙軍が梁に襲い掛かる.絶望した梁渓に対して革離は一ヶ月持ちこたえることの重要性を静かに説く.やがて革離は皇太子である梁適(チェ・シウォン)や,功将の娘・逸悦(ファン・ビンビン),平民出身の弓の名手・子団(ウー・チーロン)を始めとする梁人民の心を掴む.

「10万人の敵にたった一人で挑む。」
なーんてキャッチコピーだったので当時アンディ・ラウすらもそこまで認識していないワタクシでしたが借りてみた映画。
そうですね、そこまで壮大なスケールで迫力のある作品という感じではなかったけどなかなか見ごたえのある映画でした。趙が侵攻してきてそれをアンディ演じる墨攻・革離が応戦するために城壁を建造したり趙軍が攻めてくるシーンなどはなかなかよかった。少ない人数で力よりも頭脳を使い、民や兵士たちの信頼を集めて戦っていく。けどだんだんと梁王の嫉妬と不安を呼び起こす。再度 攻めてきた趙軍を革離は破るんだけど、梁王は革離に謀反の嫌疑をかけるわけ。

その結果城から彼を慕っていた民たちと革離は去り、戦いによって革離を慕っていた逸悦も亡くなり、墨家は始皇帝による秦の建国以降、断絶してしまうわけ。
なんとも終わり方が残念すぎて、後味が悪い。
逸悦の死にかたなんてひどいよ。捕らえられて舌を切られて話せなくさせられ、結果城内に大量の水が流れてきてしまいそこから逃げ出せず、声も出せないから革離もみつけられず助けられずに死んでしまうんですよ。。
すべてハッピー!なんてものでもないけどね。
ただ、
ひとは、戦っているときは、必死で相手を殺すことに精一杯で何も考える余地はない。
けれど戦いが終わったとき。
そのときなぜ人は相手を殺すのだろうか・・
という天才戦術家・革離の声が心に残りました。

というかこの「墨家」て実際に過去にいたんだよね?
すごいね、、なんかやっぱ昔の人の力というか知恵というかそういうものはほんとにすごいと思う。
なんか今は人の思いが入った命をかけたものっていうのは感じられない時代ですね。
そういう時代にこういう映画をみるっていうのは大事だと思いますよ。
アンディはとても男らしく演じていましたよ。彼は歳を重ねるごとにいい役者になりますね。味がでてきております。そしてアン・ソンギ。彼はこういう時代の役をよくやるんでしょうか?いやー、渋くてかっこいいですね。いつもいい役の彼しかみていなかったけど今回は敵役。そうだそうだ、思い出してきた。迫力ありました。
で、今回このファン・ビンビンという女優さんをはじめてみました。よくレコードチャイナでは名前と写真はみるんだけどね。きれいな女優さんでしたよ~。今回かなりつらい役だったと思います。水でおぼれちゃうからね。お疲れ様。








アン・ソンギだ!気づかなかった・・・もう一度みようかな


2009/12/16

The Banquet

【原題】 夜宴
【邦題】 女帝 エンペラー
【製作年】 2006年
【製作国】 中国・香港
【監督】 フォン・シャオガン
【原案】 ウィリアム・シェイクスピア
【出演者】 チャン・ツィイー 、 グォ・ヨウ 、 ダニエル・ウー 、 ジョウ・シュン
【あらすじ】
西暦907年、空前の繁栄を誇った唐王朝が動乱のうちに崩壊、その後次々と新王朝が建っては滅んでいった。この時代を”五大十国“という。皇帝と大臣が権力を奪い合い、皇室では父と子、兄と弟が殺しあう時代、これはそんな時代の物語である・・・。
ワンは、先の皇帝の息子で継子にあたる皇子ウー・ルァン(ダニエル・ウー)に密かな思いを抱き続けていた。ウー・ルァンは古代舞踊を愛する内気な青年で、かつて愛した女が自分の母となってしまったことをきっかけに宮殿とは離れた邸宅にて芸術とともに暮らしていたが、父である皇帝が暗殺されたという密書を受けとり、宮殿に戻ることを決意する。
ウー・ルァンは宮殿に戻る途中、刺客に襲われる。幸い身代わりが殺されて難を逃れたが、彼はこのことで宮廷内では見えざる争いが起きていること察知する。ウー・ルァンにはチンニー(ジョウ・シュン)という恋人がいた。チンニーは純白の雪のように純粋で恋人のためなら死をも恐れないほどだ。チンニーはイン将軍(マー・ジンウー)の娘である。イン将軍は先の皇帝が亡くなるまでは二人の結婚を望んでいた。しかし、皇帝が亡くなった今、皇后が密かに思いを寄せるウー・ルァンとチンニーの結婚は災いを招きかねないと感じている。そして一方で息子イン・スン(フォン・シャオミン)とともに、王宮の権力争いの勝者になるべく、密かに計略をたてていた。

簡単にいうと一人の女が成り上がるためにほんとは息子が好きだったけどそのお父さんと結婚して、でも弟に殺されちゃって、弟はせっかく皇帝になれるかなと思った矢先遠くにいたその息子が戻ってきちゃって・・・さー、宮廷は大問題!って話です。
怖いですね。外から見たら豪華絢爛な宮廷は皇帝の座の争いでどろどろですよ。
復讐・憎悪が渦巻いてましたね。でも根本は愛なんですよ。それがゆえに大変なことになっちゃって・・・切ないですね。
それにしても豪華!でした。きれいですね。中国はこういう映画を作るのがうまいです。色彩美が独特で、同じアジアでもこうも違うのかと。
ダニエル演じるウー・ルァンの古代舞踊を演じているシーン、剣舞、チャン・ツィイー、ジョウ・シュンの衣装、メイク、、それぞれの部屋のセット・・・美しいです。

チャン・ツィイーという女優はいいですね。大好きな女優です。「初恋のきた道」で田舎の純粋な女の子で知りました。なんてかわいいこなんだろう!と。んであれよあれよとプライドの高く気の強い女まで演じてしまって!プライベートでも富豪を捕まえてますしね。彼女の清楚な顔立ちにはどんな役もはまってしまう。実は彼女と同い年なんです。。同じ人間とは思えません。。。
ジョウ・シュンももともとすごく細くってはかないイメージがありますが、ここでもほんと儚い。。。一途にダニエルに想いをよせ、やさしくやわらかいのに芯はしっかりして、いざとなったら命も惜しまない、、そんな女性をうまく演じてます。そう、彼女は以前「ウインターソング」でアジアのスター、金城武と競演、そして今回ダニエルとです。はい、富豪行きになりましたね。
もうこんないい男と競演してしまったらそこらの男と付き合うのは無理でしょう。だとしたらもう富豪しかありません。
そして、はい、ダニエル!いやー、こういう時代ものでも似合ってしまってますね。かっこいい男はどんな格好でもきまってしまうんですね。罪な男です。Amazonのレビューに
“ダニエル・ウーも陰鬱な美青年がハマり、髪をといて石の台に身を横たえる風情は彫刻のような冷たさと美しさ。 ”と書いている人がいました。はい、そのとおり。彫刻のようでした。彼はかなり男らしい顔と体格だけどわりとセンシティブな役を演じることが多いです。強い男がちょっと弱いところをみせたりすると女子にはたまりません。※草食系男子が弱いとかは論外
ダニエルが思わず涙を流すシーンはかなり切なくなりましたね。
彼は小さなころからアメリカで(※ここ大事)ずっとカンフーをやっていたそうです。なのでアクションシーンはかなりのみもの。でもこの映画はアクションシーンをスローでみせるんです。確かに舞のようできれいなのだけれど、ちょっと物足りない気がしました。でもいいです。すべてはダニエルがかっこよかったのと、チャン・ツィイーはやっぱりきれいだったので。

あ、これにフォン・シャオミンがでているんですが、彼は今アジアで一番セクシーな男みたいですね。
だったらもうちょっと出番があったほうが。。。あまり彼の魅力は伝わりませんでした。

凛々しい・・・あ、またダニエルばっかりになっちゃった

2009/12/15

MUSA THE WARRIORS


【上映時間】  133分
【製作国】  韓国/中国
【監督】 キム・ソンス
【製作】 チャ・スンジェ
【脚本】 キム・ソンス
【出演】 チョン・ウソン チュ・ジンモ アン・ソンギ チャン・ツィイー ユー・ロングァン パク・チョンハク パク・ヨンウ ユ・ヘジン
【あらすじ】
1375年、朝鮮の高麗は明朝と友好関係を築くため、南京城へ使節団を遣わした。しかし、城に辿り着いた使節団はスパイ容疑をかけられ、広大な砂漠地帯へ流刑される羽目に。ところが一行は、砂漠へ向かう途中、明を目の敵にする元軍の襲撃に遭い、使節団を連行していた明の兵士が全滅してしまう。図らずも解放された形となった使節団のチェ・ジョン将軍は高麗への帰国を決断する。その帰途、一行はランブルファ将軍率いる元軍と遭遇、彼らに捕らわれていた明のブヨン姫に助けを求められる。チェ将軍は帰国を中断、圧倒的不利を覚悟で姫の救出へ乗り出すが…。

中国と韓国の合作映画。
正直、ストーリーはうーん、どうなんだろうかという感じ。チェ・ジョン将軍が、元軍に捕らえられていたブヨン姫に一目ぼれしちゃって、そのせい大変なことになっちゃったって感じです。
けど、戦闘シーンの迫力、衣装などはすごいです。これ、CG使ってないみたいですね。すごいなー。最近の映画はCGに頼りすぎですよ。これはアナログなのに迫力満点。日本もこのくらい迫力のある映画を作ってほしいです。無理だろうな~。。
あ、あと血が苦手って人は見ないほうがいいです。かなり血が飛び交いますので。。。

ストーリーにあまり感情が入れられなかったですが、その分みせてくれました。ウソン氏!
これは彼のための映画といっても過言ではないです。
チャン・ツィイーももちろんきれいだし、気の強いプライドの高い女を演じたらさすがの一言。
けど、このウソン氏はすごいです。もうかっこよすぎて思わす「かっこいい・・・」と家でつぶやいてしまったほど。ビジュアルはもちろん、ロンゲ(というかロング)でワイルド。役柄も最高。ウソン氏は元奴隷の役。無口で槍さばきはすさまじく、少し乱暴な部分はあるけど、絶対に姫を守り仲間を裏切らない。熱い男です。こんなウソン氏みたことないです。
あと、この映画で注目すべき人はアン・ソンギ。矢の達人のおじさん。
彼は韓国人の割には彫りも深い顔で若いときはさぞかし男前だったんでしょう。
ドンウォン氏と「デュエリスト」で競演してますね。
このアン・ソンギ氏が演じた役もかっこいい!渋いです。常に冷静な判断を下し、みんなをまとめてひっぱっていく。こんなリーダーほしいですね。会社にも。はい、いないです。
あと、たぶんもう人の主役のチュ・ジンモ氏。ちょっとあんまりこの映画では脇役のようなイメージが。。。ちょっぴり反町風な彼。きれいな顔してるんだけど惹かれませんでした。
だってこの映画の役だと、いいやつなんだけどわりと口ばっかりでそして弱い。。すぐ切られちゃう。
姫を守りたい、振り向いてほしいって気持ちはつたわるんだけど、ウソン氏には敵いません。

ちなみにトップの映画のポスター画像は韓国のもの。
日本のはウソン氏が写っていなかったのでこちらを使用しました。
だめだね、日本のポスター作った人、、、わかってないよ。






馬が小さく見えました。シルエットすらもかっこいい。。