ラベル □William Chang の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル □William Chang の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010/02/08

CHUNGKING EXPRESS

【原題】 重慶森林/CHUNGKING EXPRESS
【邦題】 恋する惑星
【製作総指揮】 チャン・イーチェン
【製作】 ジェフ・ラウ
【監督・脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル、アンドリュー・ラウ
【美術】 ウィリアム・チョン
【音楽】 フランキー・チャン、ローエル・A・ガルシア
【製作国】 1994年香港映画
【出演者】 トニー・レオン、フェイ・ウォン、ブリジット・リン、金城武、チャウ・カーリン
【あらすじ】
「雑踏ですれ違う見知らぬ人の中に、将来の恋人がいるかもしれない。」幻想的な音楽とクールなモノローグ。猥雑なエネルギーの充満する香港の雑踏を、一発の銃声が切り裂く。極彩色のネオンの中を疾走する金髪サングラスの女。57時間後、彼は被女に恋をする。
ここは香港スノッブの溜まり場、蘭桂坊(ランカイフォン)。ハンバーガー・ショップで働くちょっと変わった女の子フェイ。毎晩夜食を買いにくる警官663。彼にはスチュワーデスの恋人がいる。でもその恋も、目的地を見失って失速しはじめている。6時間後、彼女は彼に恋をする。

この映画をきっかけに香港映画のイメージが変わった人、多いんじゃないでしょうか?そして香港に行きたいと思った人、たくさんいるのでは?!
ちょうど私と同世代のオリーブ少女、渋谷系を通ってきた人は必ずこの映画はみてきたはず。もちろん私も友人もそのひとり。こんなにもスタイリッシュでポップな映画、衝撃をうけましたね。これ1994年制作。でも今みてもまったく古さを感じさせない。衣装をみるとそれなりですが。
ウォンカーワイの叙情的な台詞、ウィリアムチャンのポップな衣装そしてセンスのよい色彩、ドイルの独特な映像の長回しの映像。完璧。香港の街をあんなにもオシャレに映した映画はこれが始めてじゃないでしょうかね。
そしてウォンカーワイはほんとにロマンティストですね。女子にはグッときてしまう台詞が満載です。
「その時彼女との距離は0.1ミリ。57時間後、僕は彼女に恋をした。」
「その時ふたりの距離は0.1ミリ。6時間後、彼女は別の男に恋をした。」
ポケベルの伝言メモのパスワード「一万年愛す」
「この記憶の缶詰に期限がないといい あっても一万年ならいいが」
「失恋すると僕はジョギングする
体の水分を蒸発させ 涙が出ないようにするためだ」
「タオルが泣くのを見てうれしかった 本質は前と同じ多感なタオルだ」
「部屋が泣き出すと始末に終えない」
「永遠に醒めない夢もある」
「YOUR PLACE CANCELLED」(トニーが彼女から渡された手紙の文章)
等など。。。
どんだけだよウォンカーワイ!!もうやられました。

そしてこの映画、俳優人がいいですね。スター好きのウォンカーワイ。この映画でブレイクしたのは金城武とフェイウォン。トニーとブリジットリンは以前から有名でしたからね。
私もこの映画で金城武とフェイウォンを知りました。金城さまが「もっしもーし、当ててみな、ピンポ~ン!当ったり~!」って日本語で話した瞬間、「え、この人だれ?!」って驚きましたよ。
まだ若く初々しさがのこる金城さま、グレタガルボを髣髴させるブリジットリン。ベリーショートがめちゃめちゃキュートなフェイウォン。ブリーフがやはり似合うトニーレオン。最高です。
トニーはほんと若くてかわいい。そしてかっこいい。部屋でぬいぐるみに話しかけるシーンなんてもう大変です。
よくよくみるとこの映画のトニーとフェイの話はストーカーみたいなもの。やりすぎだろ!?って思いますがフェイが演じるとすべてがキュート。
音楽もいいですね。頭の中にカリフォルニアドリーミングが流れっぱなしになります。サントラほしいです。でも近くのBOOKOFFにないんです。

ちなみに私と友人はこの映画の舞台になった重慶マンション、ヒルサイドエスカレーター、midnightexpressがあった場所に行ってきましたよ。
 か・かわいい・・・!!

2010/01/05

HAPPY TOGETHER


【原題】 春光乍洩 Happy Together
【邦題】 ブエノスアイレス
【製作国】 香港
【製作年】 1997
【監督/製作/脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル
【美術】 ウィリアム・チャン
【音楽】 ダニー・チャン
【出演者】 レスリー・チャン トニー・レオン チャン・チェン
【あらすじ】
香港からちょうど地球の裏側に当たるアルゼンチンを旅するゲイのカップル、ウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)。 「やり直す」ための旅行にもかかわらず、イグアスの滝への道中で道に迷い喧嘩別れしてしまう。 ひとりになったファイは旅費の不足を補うためブエノスアイレスのタンゴバーでドアマンとして働くが、そこへ白人男性とともにウィンが客として現れる。
以降ウィンは何度もファイに復縁を迫りそのたびファイは突き放すのだが、嫉妬した愛人に怪我を負わされたウィンがアパートに転がり込んできたことから、やむなく介護を引き受ける。ウィンとの生活にファイは安らかな幸せを感じるが、怪我の癒えたウィンはファイの留守に出歩くようになり、ファイは独占欲からウィンのパスポートを隠す。
一方、ファイは転職した中華料理店の同僚で中華民国からの旅行者のチャン(チャン・チェン)と親しくなり、そんなファイのもとからウィンは去っていく。旅行資金が貯まったチャンは南米最南端の岬へ行き、そこで代わりに悩みを捨ててきてあげるからとファイにテープレコーダーを渡す。ファイはテープレコーダーを握りしめるが、言葉はなく、涙を流すしかなかった。
チャンの出発後、ファイは稼ぎのいい食肉工場に転職、旅費が貯まりイグアスの滝へと旅立つ。香港への帰途、ファイは台北のチャンの実家が営む屋台を訪れた。そこでファイはチャンの写真を一葉頼む。「もし会いたいなら、どこで会えるかもうわかるから」、ファイは確信するのだった。

板前さんのような髪型のトニー。。。なぜこんな髪型にしてしまったのだろうか?撮影にはいるときは普通の長さだったのに。。。ゲイっぽくみせるため?だとしたら大正解。
これは確かにゲイの物語です。でも!男女の恋愛と変わらない普通のラブストーリーです。変にゲイというものを茶化さず、ひとつのラブストーリーとしてみせてます。

レスリー演じるウィンは最初から最後まで勝手な男。こんな男はいやですね。友達で十分です。トニー演じるファイと付き合っていて、自分がファイから愛されてるって自信があるんだよね。だから気まぐれで「別れよう」といって出て行ったり、「やり直そう」といって戻ってきたり。ずるいです。ファイもファイでそんな彼を好きだから受け入れちゃうし。ウィンに出て行ってほしくないファイはめちゃめちゃ尽くすんですよ。熱をだしているのにウィンのために料理を作ったり、一生懸命バイトしたり、掃除したり、夜中にタバコを買いに行ってあげたり、、、そんなことをしちゃう女子もいるんじゃないでしょうか?そこまでしたことはないけど気持ちはわかります。一生懸命尽くせば彼は自分から離れないんじゃないかって思うんだよね。ほら、こんな行動は男同士も男女の恋愛も一緒でしょ。
ウィンはそんなファイの行動がだんだんと重くなってきてまだ出て行っちゃう。はぁ、勝手。。ま、束縛はいやですけどね。
チャン・チェン演じるチャンはこの話では“きっかけ”的な存在。明るく前向きで正直なチャン。そしてさわやかなイケメン。(←個人的意見)彼との出会いによってファイはウィンとのことへのこだわりを捨て、前向きに生きようと決心するわけ。
この物語はゲイの恋愛というものを通して、今のままでいるか勇気をもって前に進むかということを描いてると思うんですよ。今のままでいることを選んだというかそれ以外の道に気づけなかったウィン。彼はファイの元から出て行ったあと、やっぱり最後はファイの大切さに気づき彼の元へ戻るんだけどときすでに遅し、ファイはいなくなってしまっていたと。前に進む勇気をもったファイ。ウィンのことは好きだけどこのままではいけないという気持ちに気づき、チャンとの出会いで前向きに生きる勇気をもち、ウィンの元から去って新しい道へ歩いていく。
これって自分の今の生活にも置き換えられますね。いまのままでいることに不安もないけど何かを変えるには、新しい道に進むには勇気が必要。恋愛だけでなく仕事も何でもそう。そういうことを教えてくれる映画です。

そしてやはりウォン・カーワイなので映像・音楽全て最高。
これの映画、モノクロの映像で始まって、ウィンとファイが再度やり直すところからカラーになっていくんです。にくい演出ですね。それがまた自然だし!ってかのっけのイグアスの滝の映像がすごい!クリアな映像ではなく、少し荒くトーンの落ちた映像に迫力のある滝の音。2人でみることがかなわなかったイグアスの滝、彼らの気持ちがあらわれてます。
そして音楽。フランク・ザッパやピアソラ、そしてカエターノ・ヴェローソの歌声がブエノスアイレスの背景にぴったり。ファイの暗い気持ちをより深くリアルに見せてるしね。これはサントラがほしいな~。

レスリーはやっぱりかっこいいですね。かなり自分勝手な役をうまく演じてます。勝手なくせに時に甘えたりと、ずるいですね。ファイじゃなくてもゆるしちゃうでしょう。ファイとウィンは一緒に暮らししているとき、洋服を共有してるんですよ。お互いがお互いの服をきてるんだけど、やっぱおんなじ服を着てもどうもトニーよりレスリーのほうがさまになるんですよね。なんだろう?多分トニーは普通の服を着るとほんとに普通になってしまうからですかね。
いつもは男くさいトニーですが、この映画では煮え切らない男を演じてましたね。そしてあの髪型に片ミミピアス。きっとゲイの方からもかわいいって人気があるのでは?確かに野暮ったいんですが、どうもだんだんとかわいく見えてしまう。ま、好きだからですかね。
チャン・チェンも若いですね~。これは確か彼が兵役に行く前だったかな。

この映画、トニーは監督にだまされたみたいですね。自分がゲイの役とは聞いておらず、現地についてから真相をきかされたそう。んで、映画の最初にレスリーとトニーのベットシーンがあるんですが、その撮影後、トニーは部屋に引きこもっちゃったそうです。「あんなことまでさせられちゃってさ」っていっておりました。でも、ファイとウィンが一緒に踊りながらキスをするシーンはキュンと切なくなりましたよ。。。






これは純粋なラブストーリーです!甘えたトニーが・・・かわいい?!


2009/12/18

2046

【原題】 2046
【製作国】 香港
【製作年度】 2004年
【監督】 ウォン・カーウァイ
【製作】 ウォン・カーウァイ
【脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル  クワン・プンリョン ライ・イウファイ
【美術】 ウィリアム・チャン
【編集】 ウィリアム・チャン
【出演者】 トニー・レオン 木村拓哉 コン・リー フェイ・ウォン  チャン・ツィイー カリーナ・ラウ チャン・チェン ドン・ジェ マギー・チャン
【あらすじ】
1967年の香港。新聞記者から物書きへ転向したチャウは、これまで何人もの女たちと刹那的な情愛を繰り返していた。ある日、彼はとあるホテルの2046号室に泊まることに。そして、宿泊先のオーナーの娘ジンウェンが日本人青年との叶わぬ恋に苦しんでいると知ったことがきっかけで、『2046』という近未来小説を書き始める。それは2046年が舞台。主人公の男は美しいアンドロイドたちが客室乗務員を務める謎の列車に乗り、そこへ辿り着けば“失われた愛”を取り戻せるという<2046>へ向かった――。そんな内容をしたためるうち、いつしかチャウは主人公に、心の底から愛した女性と結ばれなかった過去が甦ってくる自分自身を投影していた…。

とうとうこの映画を取り上げるときがきましたか。。内容はともかく個人的にはかなり好きな映画。というか映像ですね。下の写真をみるとおり、本当に映像がきれい。60年代の香港を舞台に、トニー演じるチャウが書いてる2046年を舞台にしたSF小説の内容とが混ざり合った作品。60年代のクラシカルな香港の景色、部屋の内装、小物、衣装までどれをとってもさすがの一言。この話は「花様年華」の続編というか別バージョンなんです。前作が「赤」を中心とした色使いだったのに対して「2046」は「緑」を中心した色使い。ウィリアム・チャンのセンスに脱帽です。チャン・ツィイーがはいている靴もほんとにきれいなんだよね。どこのブランドだろ?バレンシアガかマノロかジミー・チュウな気がする。ちなみに「恋する惑星」ではブリジット・リンがはいていた靴はマノロだったしね。

話は最初はよくわからなかったです。けど、何度か見直して、はい、なるほどね、という感じ。
花様年華ではまじめだったチャウが2046では女にだらしなく、いい加減になってしまった理由がかかれてる。けどそれは以前の失恋を引きずっているから。前に進めない一人の男の物語だったんですよ。男のほうが過去の恋を引きずるって言いますもんね。ぜんぜん引きずらない私にはじれったさすら感じますが。
過去の恋にとらわれ前に進めないトニー、そんなトニーを本気で好きになってしまい傷つくチャン・ツィイー。日本人男性を好きになってしまうフェイ。死んだ彼のことを引きずっているカリーナ、そんなミミを想いを寄せているチャン・チェン。トニーを好きなのに別れを選んでしまう賭博師コン・リー。。。自分の周りにいる人たちをトニーは小説にしてしまう。それが「2046」。その小説の中の主人公、つまりトニーなんだけど、それをフェイが好きな日本人男性に置き換えて小説は進むです。
はい、そこで問題勃発。その日本人男性がなぜか木村拓哉なんですよ。。。もう台無し。2046のDVDはずっとほしかったんだけど買ってなかったんです。理由はそれ、木村拓哉がでてるから。彼、苦手なんですよ。。。どんな役を演じても木村拓哉にしか見えない。残念です。けどやっぱりこのトニーがかっこいいから買ったけどね。しかもこの木村拓哉の役、ウォンビン氏にもオファーがいっていたらしい。けど、結局木村拓哉になってしまったけど、、、、。友人が悔しがっていましたよ。そりゃそうですよね。私だって悔しいです。ウォンビン氏のほうがどれだけ絵になったことか。。。
しかも、この前までやってた「アイカムウィズザレイン」の木村拓哉の役、本来トニーだったらしいです。ただあの映画が資金繰りなどで構想から10年たってしまってトニーが老けちゃったから木村拓哉になったみたいだけど、、、ほんと悔しいです。
あ、話を2046に戻しましょう。なんだかよくわからくなっちゃったので、とりあえずこの映画の見所はトニーの色気、チャン・ツィイーの美貌、フェイのかわいさ、コン・リーがちょっと百恵ちゃんに似てるってところです。あ、もちろんこの映画にもウォン・カーワイのロンティスト力が発揮されています。
小説の中でミステリートレインが走っているとき、1224~1225の区域はとても寒いので暖めあわなくてはならないみたいな台詞があったんですよ。最初はふ~んなぜそんな4桁の区域があるの?って思っていたのですが、「あ、クリスマスイブとクリスマスだ」と後からわかりました。確かにこの映画はクリスマスで1年を区切ってますからね。やるな、ウォン・カーワイ!

ちなみにカリーナのミミは、そう!「欲望の翼」のミミです。つながってますね。
エロス!
このシーンは日本公開版にはないけど好きな写真です。ステキです。



せっかくのウォン・カーワイの映画なので個人的理由により木村さんの画像は使用しませんでした。

2009/12/15

Days of Being Wild


【原題】 Days of Being Wild 阿飛正傳
【邦題】 欲望の翼
【製作年】 1990年
【製作国】 香港
【監督】  ウォン・カーウァイ
【製作】 ローヴァー・タン
【製作総指揮】 アラン・タン
【脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル
【美術】  ウィリアム・チャン
【出演者】レスリー・チャン アンディ・ラウ  トニー・レオン  ジャッキー・チョン マギー・チャン カリーナ・ラウ
【あらすじ】
1960年、香港。サッカー場の売り子スー(マギー・チャン)は、ヨディ(レスリー・チャン)という男と出会い恋に落ちる。しばらくして、結婚を望むスーは自由でいたいというヨディの元を去るが、別れた後も彼のことを忘れられずにいた。一方、ヨディはナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と知り合い同棲を始める。ある雨の夜、ヨディの部屋を訪れたもののドアをノックできずにいたスーは、巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)に声をかけられる。彼女の事情を知ったタイドがヨディの部屋を訪れると、そこにはミミの姿が。彼女の存在を知り絶望するスーを慰めるタイド。そんな中、ヨディの親友サブ(ジャッキー・チョン)は、美しいミミに心を奪われていた。

簡単に説明すると都会の若者6人を中心とした恋愛物語。
改めて思う、ウォン・カーワイという監督はなんてセンスがいいんだろうと。
花様年華もしかり、彼の作品を全部みたけどほんとにセンスがいい。もちろん、彼だけの力ではなく、撮影のクリストファー・ドイル、美術、衣装、編集のウィリアム・チョンの力があってこそ。
まず、台詞。
ヨディとスーが一緒に時計を1分間見つめ、ヨディが
「1960年4月16日3時1分前、君は俺といた。この1分を忘れない」
ヨディに振られその苦しみをタイドに話すスーの言葉、
「彼を忘れるには、あの最初の1分から過ぎた時を全部忘れないと」
等等。。。ロマンティストですね。はい。
そして音楽。この作品には主にラテンミュージックを中心に60年代の雰囲気をうまく出している。
いつもサントラがほしくなってしまうほど。映像と音楽が一緒に思い出される。
んで映像。アジア独特の湿った空気、人の熱気、街の雑踏、覆い茂る緑のにおい、、そこにいるんじゃないかってくらい伝わってくる。そしてそれをスタイリッシュに見せる色調、どの場面を切り取っても絵になってしまう。額にいれて飾りたいですよ。
そして最後に登場人物。みな魅力的。登場人物それぞれに共感できる部分がある。また、結構自分勝手な人が多いけどそれがまた人間くさい。
さすがです、ウォン・カーワイ。

この映画は配役がほんといいです。それぞれのキャラクターにピッタリ。
レスリーも自分勝手でキザな役がピッタリ。あと、いつも彼の演技を見てると思うのが、動きにすごいキレがあるよね。
でもこの映画でなんといっても一番魅力的だったのはキザなヨディを演じたレスリーでもなく、ヨディに振られるスーを演じたマギーでもなく、いいやつすぎるサブを演じたジャッキーでもなく、静かに見守るタイドを演じたアンディでもなく、最後ちょろっとでてくるギャンブラー、トニーでもなく、ヨディに恋するミミを演じたカリーナです。彼女はとても個性的な美人な女優。この60年代の雰囲気にすごくあってる。クラシカルなボディラインを強調した衣装に、髪型、きつめのメイク・・・ほんとにバッチリです。強気な彼女がヨディの前では結局言うこと聞いちゃったり、でも自分は興味のないサブの前ではかなり強気で傲慢。くるくるくるくる表情がかわっていやー、魅力的。





最後一瞬だけ出てくるトニー。でもステキ。

この映画のカリーナはほんとにきれい。さすが香港のSKⅡ


2009/12/03

In the Mood for Love



【原題】 花様年華:In the Mood for Love

【製作年】 2000年
【製作国】 香港
【監督】 ウォン・カーウァイ
【製作】 ウォン・カーウァイ
【製作総指揮】 チャン・イーチェン
【脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル リー・ピンビン
【音楽】 マイケル・ガラッソ
【美術】 ウィリアム・チャン マンリム・チャン ヤウ・ワンミン
【編集】 張叔平 ウィリアム・チャン
【衣装(デザイン)】 ウィリアム・チャン
【キャスト】 トニー・レオン マギー・チャン レベッカ・パン ライ・チン スー・ピンラン
【あらすじ】
62年、香港。新聞記者のミスター・チャウと商社で秘書として働くミセス・チャンは、同じ日に同じアパートに引越してきて、隣人となる。家庭を持つ貞淑な男と女。しかしやがて2人は互いの伴侶が不倫関係にあることに気づき、次第に時間を共有するようになる。そして、この運命の皮肉ともいえる出会いにより、2人はいつしか戸惑いつつも強く惹かれ合っていくのだった……。

すばらしい。。。一番好きな映画です。
大人の恋愛映画ですね。実はリアルタイムでみていて、その時は話がよくわからなくて入り込めなかった気が・・・。映像と音楽がキレイな映画という印象でしかなかった。ウォン・カーワイは「恋する惑星」のイメージが強かったから。けど去年香港映画ブームが自分の中できて、再度見直してみたらあら大変!なんてステキな映画なんでしょう!!これがちゃんとわからなかったのは自分がまだまだ子供だったんですよ。はい。
息苦しいほど切ない。。。お互い惹かれていっているのにその気持ちをおさえているさまがなんともいえない。多くを語らないんだけどひとつひとつの動きがお互いの気持ちの深さを表現してるんです。トニーの寡黙な中の視線だったり、マギーの手の動き、階段でのすれ違い、
そっと抱きしめるトニーの手、タクシーでのシーン。。。もう数え上げたらきりがない。
そしてこの映画、ラブストーリーだけどラブシーンがない。けどすっごくセクシーなんです。視線の絡み合いとか、それこそ手の表情、食べるシーンなどがほんとにエロスです。まいった。やればいいってもんじゃないです。
あと、ウォン・カーワイ、ウィリアム・チャン、クリストファー・ドイルの最強のタッグ。
映像がホントにきれい。どこをとっても美しい。赤を中心としたクラシックな色使い。ドイル独特なカメラワーク、そしてその映像により雰囲気を増す音楽。どの場面も印象に残ってる。雨のシーンも多く、それがより切なさが増すんです。ホテルの階段を何度も降りたり上ったりするマギーのシーン、原稿をかきながらタバコを吸うトニーの煙、風にゆれるカーテン、オレンジの街灯の明かり・・・。
また、マギーの細い身体にピッタリなチャイナドレス。これがまたほんとに美しい。

そして、トニーですよ。ポマードでかっちりとまとめた髪に、のりのきいたワイシャツ、クラシックなスーツ姿。似合いますね~。彼はこういう格好が一番似合うのでは??大人の色気ムンムンです。
参った。もう降参です。この映画でトニーはカンヌでアジアで初の最優秀主演男優賞ゲットですからね。納得です。
はぁ、、こんなステキな男性どっかにいないかしら??※いてもソールドアウト間違いなし。







美しい・・・そしてエロスです


2009/12/02

DIVERGENCE

【原題】 三岔口/DIVERGENCE
【製作総指揮】 ダネール・ラム、チゥ・シューイン
【監督】 ベニー・チャン
【脚本】 アイビ・ホー
【撮影】 アンソニー・プン
【美術】 ウィリアム・チャン
【音楽】 アンソニー・チュ
【製作国】 2005年香港映画
【上映時間】 1時間41分
【キャスト】出演 : アーロン・クォック 、 イーキン・チェン 、 ダニエル・ウー 、 アンジェリカ・リー 、 ロー・ガーリョン、 エリック・ツァン 、 ニン・チン 、 サム・リー

【あらすじ】
10年前に失踪した恋人フォンを忘れられず苦しみ続ける刑事シュン(アーロン・クォック)。彼はある日、実業家イウ(イーキン・チェン)のマネーロンダリング事件に係わった重要証人を殺し屋コーク(ダニエル・ウー)に射殺されてしまう。事件の立件が困難となり、怒りに震えるシュンは衝動的にイウの会社に乗り込むが、イウの担当弁護士トウ(ロー・ガーリョン)にたしなめられてしまうのだった。翌日、イウの息子イウ・ハのデビュー・イベントを張っていたシュンは、トウの妻エイミー(アンジェリカ・リー)が、行方不明の恋人フォンと瓜二つであることを知り、激しく動揺する。
 
めちゃめちゃいい!って感じではないけどストーリーのテンポもよかったし、3人の主人公の心理描写もちゃんと描かれてたし、かなり体をはったアクションシーンもありでなかなか楽しめた。
特にアーロンとダニエルの市場でのアクションシーンはすごかった。体はってるね。頭にビニールかぶせられてたし。あれは苦しいわ、痛いわ、アーロンにいたっては少し火がついちゃったりでもう大変。あとアーロンの壊れっぷりも見もの。
しかし!この映画の一番の魅力はダニエル・ウーでございます。
もう、冒頭のシーンからかっこよすぎて死ぬかと思ったほど。よれよれのTシャツ姿がもうセクシーすぎて・・・。アクションシーンも走ってる姿も銃を撃つシーンも全て完ペキ。
そしてちょっと強引なところもGOOD。うん、いい。あとダニエルは絶対といっていいほど上半身をぬぐよね。ありがとうございます。いい身体を拝ませていただきました。
 
そうそう、この映画にはエリック・ツァンもまたまたサム・リーも出演してんだよね。サム・リー、またもやちょい役。あと、なんと美術がウィリアム・チャン!なるほど。だからか、全体がなんとなくスタイリッシュだわ。さすが。
かっこいい・・・。
走ってる姿も完璧。
あ、ダニエルばっかりになっちゃった。