【監督】 パトリック・ヤウ
【製作】 ジョニー・トー ワイ・カーファイ
【製作年】 1997年
【製作国】 香港
【キャスト】 トニー・レオン ラウ・チンワン
【あらすじ】
黒社会の二大勢力は抗争に疲弊していた。ボスのケイとジョージは、手打ちを行なってマカオの顔役ホンに対抗しようとしていた。そんな矢先、ケイがジョージの首に懸賞金(=暗花)を掛けたという噂が流れた。ケイは子飼いの悪徳警官サム(トニー・レオン)に”噂を流した黒幕を探ること”、”明日、マカオに戻ってくるジョージを守ること”の2つを依頼する。サムは部下と共に、噂を聞きつけて集まってきたチンピラを排除し始める。そんな中、香港からスキンヘッドに刺青、目の据わったチンピラ、イウトン(ラウ・チンワン)が現れ、サムは二大勢力をめぐる陰謀の渦に巻き込まれていく・・・。
かなり淡々とストーリーは進んできます。
悪徳刑事がギャングの世界にどっぷり身を浸し、最後は破滅するという暗~い映画。
トニー演じる悪徳警官がどんどんと血で血を洗う陰謀に巻き込まれて、追い詰めているようで実は追い詰められていく様がなんともいえない。
殺し方や拷問の仕方が目を覆いたくなるほどひどいし。。グロイのではなくほんとひどい。非情。
もう誰が味方なのかほんとわかんないし、ってかいないか。これは・・・誰一人としていい人がいない映画です。みんなひどい。でも常に緊張感が伝わってきてもうハラハラもんです。
でも最後はそうきたか!っていう感じだけどなんとなくマンガぽい。迫力はあるんだけどね。。
いやー、トニーが、、、彼はほんと役者ですね。陰湿な悪徳警官になりきってましたよ。すごい。
いい人を演じることが多いトニー。これはほんとイイ人ゼロ。でもあの時にみせるキュートな困った顔をするとどんなに嫌な役でも、「あ、彼はこうなってしまうには何か暗い過去をもっているからなのかしら?」と根っから嫌な奴に思えなくなってしまいます。
・・・多分、好きだからでしょうがね。
ラウ・チンワンはちょっと苦手なんですよ。顔に迫力ありすぎてさ。。いや、すごいいい人そうなんだけどどうもね。でもいい役者だとは思います。何気に恋愛映画も多くでてるしね。
若いです。
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