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2011/02/04

INNER SENSES

【原題】 異度空間
【邦題】 カルマ
【監督・脚本】 ロー・チーリョン
【製作・脚本】 デレク・イー
【脚本】 ヤン・シンリン
【出演者】 レスリー・チャン、カリーナ・ラム、マギー・プーン、リー・チーハン(ウェイス・リー)、ヴァレリー・チャウ
【あらすじ】
 一人暮らしの若い女性ヤンは、このアパートに越して以来、怪奇現象に悩まされていた。その現象は徐々にエスカレートしていき、ついに彼女は情緒不安定に陥る。そしてヤンは、従姉妹の紹介で精神科医ジムにカウンセリングを受け始めた。ジムは、彼女が両親の離婚による心の傷や、階下に住む家主から死んだ妻子への強い思いを聞かされたことなどが影響して苦しんでいると診断した。こうしてヤンはジムの親身な治療のおかげで次第に回復していく。これがきっかけで2人には恋愛感情が芽生えていくのだが、今度は逆にジムの身の回りで異変が起き始める…。


「香港が足りない」ってことで見た作品。
今は亡き、レスリー・チャン主演のホラー?映画。

口コミ通りB級です。突っ込みどころ満載ですが、でもちょっぴり怖いシーンもあり、ビビっちゃいました。
霊が見えることの苦悩や精神不安、現実と妄想、多重人格といった、いろんな要素を詰め込みすぎて、ちょっとまとまりがないというか薄まっちゃったかなという印象です。
で、やっぱりB級な作品ですが、そこはレスリーの演技力で最後まで見ることができました。やはりすごいですね、レスリー・チャンという役者は。どんどん追い詰められていく様はほんとに大丈夫なんだろうかと心配になるほど。いろんな噂が飛び交ったのもわかります。

あと、この作品になんかみたことあるな~って思っている人がいました。
そう、ヴァレリー・チャウ!
恋する惑星」でトニーの彼女のスチュワーデス役の人です。唯一あの作品で話題にならなかった人です。。。美人なんですけどね、日本人受けはしなそうです。

実はこれがレスリー最後の作品になってしまいました。
なんとも残念すぎます。彼ほどの役者はそういません。もっともっといろんな映画に出演して欲しかったです。

2010/09/08

A Better Tomorrow

【邦題】 男たちの挽歌
【原題】 英雄本色
【製作年】 1986年
【監督】 ジョン・ウー
【製作】 ツイ・ハーク
【脚本】 ジョン・ウー
【出演者】 チョウ・ユンファ 、ティ・ロン、レスリー・チャン、エミリー・チュウ、リー・チーホン、ケン・ツァン
【あらすじ】
香港マフィアの幹部、ホーは闘病中の父と学生である弟キットの面倒を見ていたが弟が警官になる希望を持っていることで病床の父から足を洗うよう頼まれる。了解したホーは次回の台湾への贋札の取り引きを最後に闇社会から足を洗おうと決意。しかし取り引きは密告によって警察に知られており、同行した後輩シンを逃し、ホーは自首することになる。その間、香港では父が陰謀によって殺され、そのことでキットは尊敬する兄が香港マフィアと知る。 一方、ホーの親友マークは報復のために乗り込んだレストランで敵を皆殺しにしたものの、足を負傷するというアクシデントに見舞われる。
数年後、ホーは出所するが今では警察官になり結婚もしているキットから父親の死の責任とマフィアの兄を持つことから出世の出来ない不満をぶつけられたうえ追い出され、親友マークは怪我で自由の利かない体になったことから雑用以下の扱いを受けるほど落ちぶれていた。そして元は後輩だったシンがマフィアで権力を握るようになっていた。
ホーは弟と和解するためにも堅気となり穏やかに暮らそうとするが、周りはそんな彼を放ってはおかなかった。マークは現状を変えるために協力を求め、シンも自分に力を貸すよう強要する。しかしシンは自分の敵となる人物たちの粛清を始め、その手始めに組長が殺された。現状を知ったホーは弟との絆、親友との友情のためにマークと共に銃を手に取る。

香港映画の名作です。
・マフィア
・友情
・兄弟愛
・裏切り
・二丁拳銃(チョウ・ユンファ)
・ときに流れる香港歌謡
・葉巻
ほんと男くさ~い映画です。古いけど面白い!さすがジョニー・トー監督!
香港映画のイメージを変えた映画。
この映画はただの派手なアクション映画ではないのですよ。
もちろんジョニー・トー監督なのでどんだけ爆薬つかったんだよ!ってくらいドッカンドッカンってますし、チョウ・ユンファの二丁拳銃もありますし、迫力のアクションシーンはお約束です。
が、かなり人間くさい男たちのドラマなんですよ!
警察官になった弟のためにマフィアから足を洗おうとするホー。しかしカンタンには抜けられない。
そんな兄を軽蔑する弟キット。大好きだった兄がゆえに、父が殺されてしまったということ、兄が元マフィアということでなかなか出世ができない・・・
ホーと共に仲間に裏切られマフィアのトップからすべてを奪われたマーク。しかしホーがもう一度立ち上がることを友を信じて待ち続ける姿・・・。
過去を償おうとする兄ホーのティ・ロンと、兄を許せずに苦悩する弟キットのレスリー・チャン、その兄弟を支えるマークのチョウ・ユンファ。
この映画はチョウ・ユンファがもちろん目立つのですが、私はホー演じるティ・ロンがダントツです。渋いです。ハゲてるけど渋くてかっこいい。
その渋さの対極にあるのがチョウ・ユンファ。相変わらずぶっ放してます。
そしてヤングなレスリー・チャン。彼はこの頃実は30歳だったみたいですが、、、みえません。やっぱりレスリーは若いです。

この映画、今度韓国でリメイクされます。
配役はというと
チョウ・ユンファ = ソン・スンホン
ティ・ロン = チュ・ジンモ
レスリー・チャン = キム・ガンウ
レイ・チーホン = チョ・ハンソン
です。
合う合わないの判断はご自分でどうぞ。
私はここでは一切いたしません。
そして、やっぱり韓国なのでストーリーに韓流エッセンスが盛り込まれてます。
北と南で生き別れた兄弟って感じみたいです。

名シーン

2010/01/05

HAPPY TOGETHER


【原題】 春光乍洩 Happy Together
【邦題】 ブエノスアイレス
【製作国】 香港
【製作年】 1997
【監督/製作/脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル
【美術】 ウィリアム・チャン
【音楽】 ダニー・チャン
【出演者】 レスリー・チャン トニー・レオン チャン・チェン
【あらすじ】
香港からちょうど地球の裏側に当たるアルゼンチンを旅するゲイのカップル、ウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)。 「やり直す」ための旅行にもかかわらず、イグアスの滝への道中で道に迷い喧嘩別れしてしまう。 ひとりになったファイは旅費の不足を補うためブエノスアイレスのタンゴバーでドアマンとして働くが、そこへ白人男性とともにウィンが客として現れる。
以降ウィンは何度もファイに復縁を迫りそのたびファイは突き放すのだが、嫉妬した愛人に怪我を負わされたウィンがアパートに転がり込んできたことから、やむなく介護を引き受ける。ウィンとの生活にファイは安らかな幸せを感じるが、怪我の癒えたウィンはファイの留守に出歩くようになり、ファイは独占欲からウィンのパスポートを隠す。
一方、ファイは転職した中華料理店の同僚で中華民国からの旅行者のチャン(チャン・チェン)と親しくなり、そんなファイのもとからウィンは去っていく。旅行資金が貯まったチャンは南米最南端の岬へ行き、そこで代わりに悩みを捨ててきてあげるからとファイにテープレコーダーを渡す。ファイはテープレコーダーを握りしめるが、言葉はなく、涙を流すしかなかった。
チャンの出発後、ファイは稼ぎのいい食肉工場に転職、旅費が貯まりイグアスの滝へと旅立つ。香港への帰途、ファイは台北のチャンの実家が営む屋台を訪れた。そこでファイはチャンの写真を一葉頼む。「もし会いたいなら、どこで会えるかもうわかるから」、ファイは確信するのだった。

板前さんのような髪型のトニー。。。なぜこんな髪型にしてしまったのだろうか?撮影にはいるときは普通の長さだったのに。。。ゲイっぽくみせるため?だとしたら大正解。
これは確かにゲイの物語です。でも!男女の恋愛と変わらない普通のラブストーリーです。変にゲイというものを茶化さず、ひとつのラブストーリーとしてみせてます。

レスリー演じるウィンは最初から最後まで勝手な男。こんな男はいやですね。友達で十分です。トニー演じるファイと付き合っていて、自分がファイから愛されてるって自信があるんだよね。だから気まぐれで「別れよう」といって出て行ったり、「やり直そう」といって戻ってきたり。ずるいです。ファイもファイでそんな彼を好きだから受け入れちゃうし。ウィンに出て行ってほしくないファイはめちゃめちゃ尽くすんですよ。熱をだしているのにウィンのために料理を作ったり、一生懸命バイトしたり、掃除したり、夜中にタバコを買いに行ってあげたり、、、そんなことをしちゃう女子もいるんじゃないでしょうか?そこまでしたことはないけど気持ちはわかります。一生懸命尽くせば彼は自分から離れないんじゃないかって思うんだよね。ほら、こんな行動は男同士も男女の恋愛も一緒でしょ。
ウィンはそんなファイの行動がだんだんと重くなってきてまだ出て行っちゃう。はぁ、勝手。。ま、束縛はいやですけどね。
チャン・チェン演じるチャンはこの話では“きっかけ”的な存在。明るく前向きで正直なチャン。そしてさわやかなイケメン。(←個人的意見)彼との出会いによってファイはウィンとのことへのこだわりを捨て、前向きに生きようと決心するわけ。
この物語はゲイの恋愛というものを通して、今のままでいるか勇気をもって前に進むかということを描いてると思うんですよ。今のままでいることを選んだというかそれ以外の道に気づけなかったウィン。彼はファイの元から出て行ったあと、やっぱり最後はファイの大切さに気づき彼の元へ戻るんだけどときすでに遅し、ファイはいなくなってしまっていたと。前に進む勇気をもったファイ。ウィンのことは好きだけどこのままではいけないという気持ちに気づき、チャンとの出会いで前向きに生きる勇気をもち、ウィンの元から去って新しい道へ歩いていく。
これって自分の今の生活にも置き換えられますね。いまのままでいることに不安もないけど何かを変えるには、新しい道に進むには勇気が必要。恋愛だけでなく仕事も何でもそう。そういうことを教えてくれる映画です。

そしてやはりウォン・カーワイなので映像・音楽全て最高。
これの映画、モノクロの映像で始まって、ウィンとファイが再度やり直すところからカラーになっていくんです。にくい演出ですね。それがまた自然だし!ってかのっけのイグアスの滝の映像がすごい!クリアな映像ではなく、少し荒くトーンの落ちた映像に迫力のある滝の音。2人でみることがかなわなかったイグアスの滝、彼らの気持ちがあらわれてます。
そして音楽。フランク・ザッパやピアソラ、そしてカエターノ・ヴェローソの歌声がブエノスアイレスの背景にぴったり。ファイの暗い気持ちをより深くリアルに見せてるしね。これはサントラがほしいな~。

レスリーはやっぱりかっこいいですね。かなり自分勝手な役をうまく演じてます。勝手なくせに時に甘えたりと、ずるいですね。ファイじゃなくてもゆるしちゃうでしょう。ファイとウィンは一緒に暮らししているとき、洋服を共有してるんですよ。お互いがお互いの服をきてるんだけど、やっぱおんなじ服を着てもどうもトニーよりレスリーのほうがさまになるんですよね。なんだろう?多分トニーは普通の服を着るとほんとに普通になってしまうからですかね。
いつもは男くさいトニーですが、この映画では煮え切らない男を演じてましたね。そしてあの髪型に片ミミピアス。きっとゲイの方からもかわいいって人気があるのでは?確かに野暮ったいんですが、どうもだんだんとかわいく見えてしまう。ま、好きだからですかね。
チャン・チェンも若いですね~。これは確か彼が兵役に行く前だったかな。

この映画、トニーは監督にだまされたみたいですね。自分がゲイの役とは聞いておらず、現地についてから真相をきかされたそう。んで、映画の最初にレスリーとトニーのベットシーンがあるんですが、その撮影後、トニーは部屋に引きこもっちゃったそうです。「あんなことまでさせられちゃってさ」っていっておりました。でも、ファイとウィンが一緒に踊りながらキスをするシーンはキュンと切なくなりましたよ。。。






これは純粋なラブストーリーです!甘えたトニーが・・・かわいい?!


2009/12/27

The Phantom Lover


【原題】 夜半歌聲/The Phantom Lover
【製作年】 1995年
【製作国】 香港
【監督】 ロニー・ユー
【製作総指揮】 レスリー・チャン
【製作】 リー・ニン、レイモンド・ウォン
【出演者】 レスリー・チャン ウー・チェンリン ホアン・レイ シトー・ヒーフォン パオ・ファン リュウリン チョウ・ショウゲン シュウセイ リュウ・テンチ
【あらすじ】
 今は廃虚に近い劇場で公演をするためにやってきた劇団。しかし演じる内容はと言えば、お粗末なプロレタリア芝居。お陰で客はほとんどこない。
 そんな時、団員の一人の青年ウェイチン(ホァン・レイ)は劇場で不思議な歌声を耳にする。声に導かれるように劇場の奥へ奥へと入っていくと、そこには黒いマントを身に纏った不気味な男(レスリー・チャン)の姿があった。
 彼はこの劇場を設計し、脚本や作曲もこなす大スターだったソン・タンピン。しかし彼は旧家の娘(ン・シンリン)との愛を引き裂かれ、劇場も焼失。その果てに残ったのは半分焼けただれた顔。彼は人知れずこの寂れた劇場で暮していた。
 ところがソンピンはウェイチンに演技や歌唱指導を始める。それは満月の晩になると街を彷徨いやってくる、気の違えた恋人のためでもあった。

香港版オペラ座の怪人ですね。あとそれに「ロミオとジュリエット」を足した感じです。
セットもめちゃめちゃ豪華で美しかったですね。これはレスリー本人が製作総指揮をとったそうな。悲恋の物語、美しいセット、そして美しい主人公。もうこれだけで十分ですね。
レスリーはいままでかなり幅広い役を演じてますが、実はコメディでもなくゲイでもない普通の二枚目の役がとても新鮮でした。舞台のときのちょうちんブルマ姿でさえ美しいんです。二枚目は得ですね。
ストーリーはというと、、うーん、悲しいけど突っ込みどころは満載ですね。
そして容赦なくかわいそうなのがヒロインです。レスリー演じるタンピンと恋に落ちるのですが親に反対され、タンピンが演じている劇場とタンピンもろとも焼かれてしまう。そんで親が決めていたどっかの有力者の頭のわるい息子と結婚させられ、初夜に処女でないってことだけでバカ息子にボッコボコにされてしまい、しまいには結婚破棄。親からも勘当させられて気がおかしくなる。でもずーっとタンピンを思い続けている。気がおかしくなってしまい、タンピンの名前を呼び続けているのに、生き残っていたタンピンは顔に傷があるからあえないとかで結局会えずじまい。苦労の末目がみえなくなってしまい、やっとそのときにタンピンと会えるんだけど、見えないし!そして最後は死んでしまうし。。。残念ですね。一応最後は二人は一緒になれたってことでハッピーエンドなのでしょうか?
もう顔がどうこうじゃなくて早くあってやれよ!って感じですね。生きてただけでも彼女にとってはうれしいだろうに。。まー、役者として生きてきた彼にとって顔はそれほどまでに大事だったのでしょう。。
この映画ではレスリー本人がちゃんと歌っております。さすが本業は歌手ですからね。うまいです。

なんかいろいろレビューをよんでいると、レスリー本人はこの映画をもっとゴシックホラーにしたかったらしいです。映像をみてレスリーが「俺をきれいに撮りすぎている」といったそう。ま、きれいなんだから仕方ありませんね。






高らかと歌っておりました。


予告がなかったのでレスリーの歌声をどうぞ

2009/12/19

MOONLIGHT EXPRESS


【製作年】 1999年
【製作国】 香港
【原題】 MOONLIGHT EXPRESS
【邦題】 もういちど逢いたくて 星月童話
【監督】 ダニエル・リー
【脚本】 ロー・チー・リョン 青柳祐美子
【美術】 マー・クォンウィン
【アクション】 ドニー・イェン
【出演者】 レスリー・チャン 常盤貴子 サム・リー 星野有香 ジャック・カオ ワイ・チン・チ リウ・カイ・チ
【あらすじ】
一流ホテルに務める達也(レスリー・チャン)と瞳(常盤貴子)は香港での結婚生活を間近に控えていた。しかし、瞳を迎えに来た達也の車が事故を起こし、達也は即死。生き残った瞳は香港にひとり旅立つ。そこで出会ったのは達也に瓜ふたつの男・ガーボウ(レスリー・チャン=二役)だった。ガーボウの部屋までついていった瞳は、「あなたにそっくりな達也は死んだ」と言い、自分のアパートのアドレスを残して去る。ガーボウもまた、婚約者を自殺で亡くすという悲痛な体験をもっていた。ある時、麻薬の潜入捜査官であるガーボウはおとり捜査中に負傷。そのまま瞳のアパートに転がり込む。ガーボウを看病した瞳は、家寶に一日だけ達也になってほしいと頼む。お互いにひかれあうふたり。だが、仲間の裏切りでガーボウは指名手配の身に。瞳とガーボウは共に逃げるが、新しい愛をおそれる瞳はガーボウに別れを告げ、空港へと旅立っていく。一方、ガーボウは身の潔白を証明するために、単身警察署に乗り込み、裏切り者と対決する。

早く友人にレビューを書けといわれた映画。貴子さんがんばっておりました。一生懸命広東語を話してましたね。吹き替えが当たり前な香港映画。けど貴子さんは絶対ふき替えにしないでほしいと頼み込んでがんばったみたいです。アジア映画でがんばっている日本の女優さんをみると私と友人はすぐに応援してしまいます。それまでまったく興味がなかった人でもね。なのでもう貴子さんはうちらのなかで先輩と勝手によんでいます。そんな貴子さんもご結婚されましたね。できればアジアの富豪と結婚してほしかった。。。。

感想ですが、そうですね、あまりラブストーリーを見ない私としてはラブストーリーの評価の仕方があまりわかりません。とりあえずレスリーがかっこよかったと。
内容はつっこみがいろいろ入れたくなる箇所もありますが、貴子さんのがんばりと、レスリーのかっこよさですべて丸く収まりました。
日本でそだった香港人の彼と婚約中に彼が事故死、助かった貴子さんは彼と約束していた香港へ行く。そしてそこで死んだ彼そっくりのレスリーと会う。彼は潜入捜査官。でも実は信じていた唯一自分が警察官ということを知っている仲間に裏切られて指名手配されてしまう。
お互い引かれていく二人が一緒に逃げていって・・・という内容。
ベタな内容です。でも相手が潜入捜査官って日本ではない設定ですのでそこらへんは楽しめました。ちなみにレスリーを裏切っていた警察官の役の人はどっかで見たな~と思ったら「インファナル・アフェアⅡ」にでていたサンスク役ではないですか!という風にどんどん役者をおぼえていくとこういう発見がおもしろいですね。あと、その警察の上司役の人は「ワンナイトインモンコック」でも警察の上司役でちょいとでてました。
おっと、話を元に戻します。でもね、貴子さんはどっちに転んでもハッピーなわけですよ。
死んでしまった彼はまず、顔がかっこいい、やさしい、そして若くして香港の有名ホテルのゼネラルマネージャー、ハッピーバレーに広い部屋を持っている、なので二人で香港に住める。そんな彼そっくりなガーボウはまず、そっくりなので顔はかっこいい、潜入捜査官で男らしい、ちょっと強引、そしておちゃめ、香港在住、なので香港に住める。私から見たらどっちでもいいですよ。はい、無駄な妄想。
この映画はなんといってもレスリーの魅力満載ですね。彼はこのときもう40代です。見えません。若いですね。鍛えた身体はやはりかっこよく、ブリーフ姿もご披露してます。なぜか髪にメッシュをいれておりますが、そんなの気にもなりません。たまに無駄なチャパツの日本人がいますが、そっちのほうが気になります。なぜお前は髪を染めるんだ?!と。
また、これにはちょろっとサム・リーがでてきます。マージャンのシーンだけですが、、、。あと特別出演でミシェル・ヨー姉さんが出ております。きれいですね。格が違います。

私のオススメシーンは、あんなにも普段男らしい彼がひよこと戯れるシーン。かわいすぎです。その画像はいくら探してもありませんでした。。。みてほしい!




ミシェル姉さん、美人っス!


メッシュすらも気にならないくらい大人の男の色気がでてました。


予告見つからず・・・とりあえず私の好きなひよこシーンがあったのでこれで。。。

2009/12/17

Shanghai Grand


【原題】 新上海灘/Shanghai Grand
【邦題】 上海グランド
【製作年】 1996年
【製作国】 香港
【製作】 ツイ・ハーク
【監督・脚本】 プーン・マンキッ
【脚本】 サンディ・ショウ
【撮影】 プーン・ハンサン
【美術】 ブルース・ユー
【音楽】 ウー・ウァイラッ
【出演者】アンディ・ラウ、レスリー・チャン、ニン・チン、ン・ヒンゴッ、アマンダ・リー、ラウ・シュン、アルメン・ウォン、チャン・キンヤッ、チョン・ウソン
【あらすじ】
1930年代、台湾。
台湾反日同盟の軍人ホイ・マンキョン(レスリー・チャン)は武装蜂起に失敗し、捕らえられてしまうが、なんとか脱出する。裏切り者の顔を記憶に刻み、復讐を誓う。
上海、青年リク(アンディ・ラウ)は自由の神像の下でホイを偶然助ける。
リクは上海で一旗あげることを望み、大富豪ファン(ウー・シンクオ)の娘ティンティン(ニン・チン)との結婚を夢みていた。
ある時、ファンの仇敵ウィン一味にさらわれたティンティンを、リクは救出する。
しかし、その報復にリクの家は焼き討ちにあうが、彼の母親を助け出したのはホイだった。
以後、固い絆に結ばれた2人はウィン一味を殲滅する。
ファンの後ろ盾を得たリクはみるみるうちに出世していくが、思いもよらぬ出来事がリクとホイの間に起こるのだった。

古い・・96年に作られたとは思えないほど古いです。。確かに30年代の設定で作ってるからということもあるだろうけど、、それにしても古い。
これは昔チョウ・ユンファ主演でドラマだったものを映画化したものらしい。
これは日本で公開されたとき、映画館にフライヤーが置いてあって、きれいなフライヤーだなーってことはすごい覚えている。けど観なかったんだけどね。そして今年あれから10年以上たってやっとみました。これは男の友情の話。アンディは惚れた女のために、彼女にふさわしい男になるために成り上がっていき、レスリーはかつての復讐のために、そして自分を助けてくれたアンディのために一緒にがんばっていく。アンディも自分の母親を火事の中から助けてくれたレスリーのために一緒にがんばるんだよね。二人にはとても熱い友情があるんだけど、知らず知らずお互い好きな女が一緒だったわけで。それをきっかけに二人の間に亀裂が入って・・・・って感じなんですが、二人の演技がとてもすばらしく古さは感じるが見ごたえのある作品です。アンディのヒゲはちょっとうさんくさかったけどね。構成もアンディ、レスリー、ニン・チンからの3部構成になっていてわかりやすかったし。

アンディはこの作品でかなり俳優としての地位を獲得したらしい。なるほど。
でもやっぱりレスリーですね。彼はこういう時代の衣装がほんとに良く似合う。ハットをかぶっている姿なんてめちゃめちゃかっこいい。そして男の色気があふれてます。こういう人なかなかいませんて。彼はかなりの童顔なのでやっぱひげがあるほうが私は好きです。そのほうが色っぽいんだよね。ボロボロの衣装から燕尾服まで着こなしてしまうレスリー、さすがです。

そして!この映画、実はワタクシ最近再度観なおしたんです。え、なぜかって?若き日のウソン氏がでてるという情報を知ったからです。以前見たときは実はレスリーくらいしかしらなかった無知な私。けどココ最近ものすごい勢いで香港の俳優、ちょっとずつ韓国の俳優を知ってきております。んで、以前にもあげましたが、私の好きなタイプ第2位のウソン氏がでているということでもう一度観ました。出てましたよ。はい。チョイ役ときいていたのですが、ちゃーんとでてますよ。そして存在感抜群。※自分が好きだからか?そして若い!当時もあの殺し屋役はだれだ?かっこいい!と話題になったらしい。ですよね。なりますよね。それにしてもウソン氏は中国映画にわりと出ますね。





若きウソン氏もでてます。かっこいい。。

レスリー、男の色気満載


2009/12/15

Days of Being Wild


【原題】 Days of Being Wild 阿飛正傳
【邦題】 欲望の翼
【製作年】 1990年
【製作国】 香港
【監督】  ウォン・カーウァイ
【製作】 ローヴァー・タン
【製作総指揮】 アラン・タン
【脚本】 ウォン・カーウァイ
【撮影】 クリストファー・ドイル
【美術】  ウィリアム・チャン
【出演者】レスリー・チャン アンディ・ラウ  トニー・レオン  ジャッキー・チョン マギー・チャン カリーナ・ラウ
【あらすじ】
1960年、香港。サッカー場の売り子スー(マギー・チャン)は、ヨディ(レスリー・チャン)という男と出会い恋に落ちる。しばらくして、結婚を望むスーは自由でいたいというヨディの元を去るが、別れた後も彼のことを忘れられずにいた。一方、ヨディはナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と知り合い同棲を始める。ある雨の夜、ヨディの部屋を訪れたもののドアをノックできずにいたスーは、巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)に声をかけられる。彼女の事情を知ったタイドがヨディの部屋を訪れると、そこにはミミの姿が。彼女の存在を知り絶望するスーを慰めるタイド。そんな中、ヨディの親友サブ(ジャッキー・チョン)は、美しいミミに心を奪われていた。

簡単に説明すると都会の若者6人を中心とした恋愛物語。
改めて思う、ウォン・カーワイという監督はなんてセンスがいいんだろうと。
花様年華もしかり、彼の作品を全部みたけどほんとにセンスがいい。もちろん、彼だけの力ではなく、撮影のクリストファー・ドイル、美術、衣装、編集のウィリアム・チョンの力があってこそ。
まず、台詞。
ヨディとスーが一緒に時計を1分間見つめ、ヨディが
「1960年4月16日3時1分前、君は俺といた。この1分を忘れない」
ヨディに振られその苦しみをタイドに話すスーの言葉、
「彼を忘れるには、あの最初の1分から過ぎた時を全部忘れないと」
等等。。。ロマンティストですね。はい。
そして音楽。この作品には主にラテンミュージックを中心に60年代の雰囲気をうまく出している。
いつもサントラがほしくなってしまうほど。映像と音楽が一緒に思い出される。
んで映像。アジア独特の湿った空気、人の熱気、街の雑踏、覆い茂る緑のにおい、、そこにいるんじゃないかってくらい伝わってくる。そしてそれをスタイリッシュに見せる色調、どの場面を切り取っても絵になってしまう。額にいれて飾りたいですよ。
そして最後に登場人物。みな魅力的。登場人物それぞれに共感できる部分がある。また、結構自分勝手な人が多いけどそれがまた人間くさい。
さすがです、ウォン・カーワイ。

この映画は配役がほんといいです。それぞれのキャラクターにピッタリ。
レスリーも自分勝手でキザな役がピッタリ。あと、いつも彼の演技を見てると思うのが、動きにすごいキレがあるよね。
でもこの映画でなんといっても一番魅力的だったのはキザなヨディを演じたレスリーでもなく、ヨディに振られるスーを演じたマギーでもなく、いいやつすぎるサブを演じたジャッキーでもなく、静かに見守るタイドを演じたアンディでもなく、最後ちょろっとでてくるギャンブラー、トニーでもなく、ヨディに恋するミミを演じたカリーナです。彼女はとても個性的な美人な女優。この60年代の雰囲気にすごくあってる。クラシカルなボディラインを強調した衣装に、髪型、きつめのメイク・・・ほんとにバッチリです。強気な彼女がヨディの前では結局言うこと聞いちゃったり、でも自分は興味のないサブの前ではかなり強気で傲慢。くるくるくるくる表情がかわっていやー、魅力的。





最後一瞬だけ出てくるトニー。でもステキ。

この映画のカリーナはほんとにきれい。さすが香港のSKⅡ