2009/12/18

A Dirty Carnival

【制作年】 2006年
【原題】 卑劣な街 비열한 거리
【脚本】 ユ・ハ
【監督】 ユ・ハ
【出演者】チョ・インソン チョン・ホジン ナムグン・ミン イ・ボヨン イ・ジョンヒョク チン・グ
【あらすじ】
三流暴力団組織のナンバー2ビョンド(チョ・インソン)は組織のボスと後輩たちの狭間で思い通りの機会をつかむことができない。病気の母と2人の弟の面倒まで見なければいけないビョンドだったが、彼の仕事といえば踏み倒された金を回収する程度の用事ばかりだった。そんなビョンドにもチャンスがやってくる。ファン会長(チョン・ホジン)から言い渡された仕事は、未来を保障してやる代わりに、ある人物を“処理”すること。ファン会長と手を握ることで、家族の生計の心配もすることなく、初恋の人ヒョンジュ(イ・ボヨン)との愛も育みながら人生を楽しめるようになった。しかしビョンドはそれまで誰にも打ち明けられなかった内心を親友のミノ(ナムグン・ミン)に話すのだが・・・。

映画の趣味がとことん女子ではないワタクシ。好きなジャンルはマフィア・潜入捜査官・アクション・ノワール等など。。。いままで数ある香港マフィアからゴッドファーザー、はたまた日本のVシネマ(私は哀川翔が大好き)を観てきた私もそういえば、韓国マフィアはみてないぞ!?と思い借りた映画。
そして唯一韓国ドラマで私が見た「バリでの出来事」の主役の子の映画だったしね。

さすが、賞を取ったほどの映画なので見ごたえがありました。内容も面白かったし。
三流ヤクザのインソン君はいろいろ彼なりにがんばるんですよ。うまくのし上がれない、けど弟分の面倒もみなきゃいけない、家族の心配とかいろいろ。やっと与えられたチャンス、それはある人物を消すこと。信頼している弟分と一緒に実行して、それをきっかけにどんどん上に上がっていく。同時に初恋の人との再会でゆっくりとだけど愛をはぐくんでいく。が、しかし、ちょうどその時、昔の友人と出会う。彼は映画監督を目指している。そんな彼にヤクザの実態を知りたいとのことでいろいろ話していくうちにインソン君も、、人がいいんですよ、彼は、、その友人にいままで秘密にしていたある人物を消した話を彼に話すんです。そしたらその友人が作った映画がなんと、インソン君が彼に話した“ある人物を消した話”の映画なんですよ!はーい、それからインソン君の人生は・・・って話。
でもインソン君は最後までいい人。というか自分の仲間を信じるんですよね。けどね、この映画、終わり方がほんとにすくわれない。。。結局最後の最後でまた裏切られちゃって。。人を信用しすぎるなってことなんですかね?
でもこれハリウッドでリメイクするみたい。最近多いですね、中国・韓国映画をリメイクするって話。それだけアジア映画に力があるのか、ハリウッドが低迷しているのか、、、。というか日本もがんばってほしいです。

インソン君はいままで育ちのいいお坊ちゃまってイメージをこの映画で払拭したそう。役のためにこんなだっさい髪型にして時代遅れのスーツを着てがんばったみたいです。彼はこの映画で賞をもらったしね。うん、がんばってました。でも彼は身長186cmで元モデル。足の長さが半端ないスタイルの持ち主。なのでドロッドロの乱闘シーンでも彼のスタイルのよさがでてしまい、とび蹴りとかもなんだかかっこよく決まってしまっておりました。やはりスタイルのよさは隠せません。
この映画で演技の幅が広がったインソン君。彼の将来が楽しみです。※いまは兵役中。
やっぱ彼はこの髪型じゃないほうがいいね。


普段はこんな子です。ぜんぜん違う。

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