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2010/04/11

Election2

【原題】 黑社會2 以和為貴
【邦題】 エレクション 死の報復
【監督】 ジョニー・トー
【製作】 デニス・ロー、ジョニー・トー
【脚本】 ヤウ・ナイホイ、イップ・ティンシン
【撮影監督】 チェン・チュウキョン
【音楽】 ロバート・エリス=ゲイガー
【オリジナルテーマ音楽】 ルオ・ダー
【出演者】 ルイス・クー、サイモン・ヤム、マーク・チェン、ニック・チョン、チョン・シウファイ、ラム・シュー、ラム・カートン、ウォン・ティンラム、ヨウ・ヨン、タム・ビンマン、アンディ・オン、パン・ユートン
【あらすじ】
2年前、冷酷で組織に忠実なロク(サイモン・ヤム)は、突破者のディー(レオン・カーファイ)と血で血を洗う権力争いの末、香港を牛耳る最大の黒社会、“和連勝会”の会長に地位を手に入れた。その任期も遂に終わりを迎え、次期会長選挙を前に不穏な空気が流れ始める。現在の会長でもあるロクは2年だけと云う会の任期は守ろうとはせず、長老達を尻目に会長選に出ようとする者を妨害し、丸め込んでは自身の再任を暗に要求するのであった。黒社会にいる事はビジネスだと割り切るジミー(ルイス・クー)を長老達は推すが、現会長で権力者のロクは地位に固執し、抗争になろうとも決して会長の椅子を手放そうとはしなかった。やがて組織の緊張は限界を超え、それは再び恐ろしい跡目争いに発展する・・・

これはまちにまった「エレクション」の続編。まちましたよ。いったいいつになったら日本にくるのかと。。香港では2006年の作品ですよ。遅いよ!!

今までみた黒社会映画で一番非情でした。
非情すぎる。。人間こんな非情なことが思いつくのだろうかと思うほど。
きっとここまで恐ろしく感じるのは私がぬるま湯のような安全な日本に住んでいるからなのでしょうね。いやー、怖い。怖すぎる香港黒社会!いままで日本のヤクザを題材にした映画、もちろん北野武映画もみてきました。韓国・香港の黒社会映画もいろいろみてきましたが、、、、一番これが恐ろしかったですね。でも作品としてももちろん面白いです。さすがジョニー・トー。。。お見事です。あなたほどこんなにも恐ろしいエンターテイメントを描く監督はいませんて。
激しい銃撃戦やアクションシーンはやはりありません。銃でバーンとかね。まだそのほうがいいですよ。いきなり包丁?鉈?みたいのもって真昼間に背後から首を切ったり、やはり包丁みたいなのもっておっかけたり足首切ったり・・・はたまた棺おけに閉じ込めたり、手足しばって袋にいれて海にドボンですよ。まだまだ非情なことがありましたがここではあえて書きません。ぜひごらんあれ。
はぁ、、恐ろしい。そんな出来事が普通に行なわれているんです。日常の出来事のように描かれてるんです。だから余計に怖い。。。

友人からの情報ですと、「エレクション」で描かれていることはかなりリアルなんだとか。ひょえ~!!

これは「エレクション」の2年後のお話。「エレクション」ではルイス・クーはそこまで目立ってなかったのですが今回はすごいですよ~。サイモン・ヤムをくってましたね。完全に狂ってます。堅気になりたいっていってるに人間のすることじゃないです。もうその発想が堅気じゃない。。。
ルイス・クー、「コネクティッド」でもそうでしたがどこか抜けてる役を演じることが多い彼。でも今回はまったく違います。役者ですね~。もう迫力が違う。でも色が黒すぎではないだろうかと。。
そしてやはりサイモン・ヤムもすごいです。存在感ありすぎ。さすが黒社会が似合う男です。彼の含み笑いはほんと恐ろしい。。
ニック・チョンもいい味だしてました。さくっと首切ってましたからね。
もちろんラム・シューもよかったですよ。見張りとかいって棺に人質と一緒に閉じ込められてましたよ。いい“抜け”の役です。でもよく考えたら見張りとかいって棺にいれるって普通じゃない。。。
今回はラム・カートンがよかったです。トラックがあいたときの彼の血まみれの姿はもう恐ろしすぎ。
あんな狭いところで殺し合いしてたんですか!!まさにDEAD OR ALIVE。
目的は違えどトップになるためにここまで血で血を洗う抗争が行なわれる香港黒社会。ジョニー・トー監督はインタビューで香港が中国に返還されたことにより変わっていく黒社会。そこを描いたとおっしゃっておりました。超リアル・・・。

よくジョニー・トーの映画にでてくるデブなおじいちゃんウォン・ティンラム、彼はバリー・ウォン監督の父みたいですね。
あと刑事役のヨウ・ヨン、どっかでみたな~と思ったらレッドクリフの劉備役の人ですね。彼よくジョニー・トー作品にでてますね。PTUとかブレイキングニュースとかね。

あと、香港版の予告をみると日本版になかった場面が・・・。
カットしないでくださいよ。。。気になります。
非情・・・
トラックが開いたらこれですよ・・・非情すぎる・・・
かっこいいなぁ。。

2010/03/12

CONNECTED

【原題】 保持通話
【監督・製作】 ベニー・チャン
【製作総指揮】 アルバート・ヤン、ハン・サンピン、ネイサン・チョウ
【製作】 アルバート・リー、チャン・タオ、ケビン・ヨン
【原案】 ラリー・コーエン
【オリジナル脚本】 クリス・モーガン
【脚本】 ベニー・チャン、アラン・ユン
【製作国】 2008年香港・中国合作映画
【出演者】 ルイス・クー、バービー・スー、ニック・チョン、リウ・イエ
【あらすじ】
グレイス(バービィー・スー)はロボット設計士でシングルマザー。いつものように車で娘を学校に送り届けた帰り道、突然見知らぬ男たちに誘拐、監禁される。命を脅かされる恐怖の中、粉々にされた電話回線を懸命に修復し助けを求める。奇跡的に電話が繋がり、出たのはごく普通のサラリーマン、アボン(ルイス・クー)。アボンは気弱な経理マン。しばらく離れ離れになる息子を見送りに空港まで向う車の中で、携帯電話が鳴る。それはグレイスと名乗る知らない女性からのSOSだった。いたずら電話か?と一度は疑うが、恐ろしい銃声が聞こえ信じることに。命が危ない彼女の頼みを無視することは出来ない。たった1台の携帯電話だけで繋がった、グレイスとアボン。グレイスが頼れるのは、電話に出た見ず知らずのアボンだけ。正彼はヒーローでも警察でもない。何故グレイスは誘拐されたのか?冷酷無比な誘拐犯の目的とは?果たしてアボンは、たった1人で彼女を救うことができるのか?絶体絶命の極限状態の中、この電話だけが最後の望み。絶対に切れない-。

さすがベニー・チャン!お祭り騒ぎですよ!面白かった~。
これは「セルラー」っていう映画を香港でリメイクしたもの。
元の映画を見ていないので比較はできませんがこの「コネクテッド」、よかったですよ。これぞ香港映画!ですね。派手なアクションシーンありもちろんカーアクションあり汚職警察ありでもう大変ですよ。ストーリーも面白く、ハラハラドキドキさせてくれます。ルイス・クーもいつものイケメンっぷりを消し、さえない父親役をうまく演じてたし、バービー・スーも必死に助けを求める演技はさすがです。っていうかあの「流星花園」のヒロインがいつのまにか母親役を演じる歳になったんですね。
ニック・チョンもいいですね~。今回は高そうなグレーのカーディガンを着てましたね。
そして私の大好きなリウ・イエですよ。彼はきょとん顔なのに今回は悪役。「ブラッドブラザース」でもそうですが、彼はこういう悪役によく抜擢されますね。私はもっとやさしいさえない青年役のほうが好きです。今回はあのかわいい目をサングラスで隠し、長身&ガタイをいかし非常な悪役を演じてました。
ただね、ひとつ思うのがバービー・スー演じるグレイスですが、結構勝手だよね。助かりたいのはわかります。娘を助けたいのもわかります。けど見知らぬ人にあそこまで頼るのもすごいよね。向こうも命かかってますよ。あげく指名手配されちゃうし。
でも助けた人があんな美人さんだったら「ま、いっか」って感じでしょうか。

悪役だけどきょとん顔。ステキ。

2009/12/01

PROTEGE


【監督・脚本】 イー・トンシン(デレク・イー)
【製作】 ピーター・チャン
【撮影監督】 キョン・クォッマン
【編集】 クォン・チリョン
【キャスト】 アンディ・ラウ ダニエル・ウー チャン・チンチュー アニタ・ユン ルイス・クー
【あらすじ】
香港の麻薬市場の半分を牛耳るクァン(アンディ・ラウ)の元で、7年間潜入捜査を続けるニック(ダニエル・ウー)。病にかかっているクァンは、身重の妻(アニタ・ユン)や病気がちな娘のことを思案し、ニックを後継者に育てようとしていた。ニックの部屋の前に住む、フェン(チャン・チンチュー)とその娘ジンジンは頼れる人が全くいない。そんな2人を見兼ねたニックは、親娘を気遣い食事を幇助し、徐々に距離を縮めていく。そんなフェンの腕に醜い注射痕が。麻薬をやめさせようと尽力するニックの前に、フェンの前夫(ルイス・クー)が現れる。麻薬から足を洗おうとするフェンに、麻薬漬けの日々に舞い戻らせようとつきまとう前夫。そんな中、少しずつ麻薬密売の真相に近づいていくにつれ、クァンの絶対的信頼に対する自分の裏切りや、麻薬を取り巻く真実に、少しずつ分からなくなっていくニック。麻薬の真実が今暴かれる―

すごい映画。疲れたけど見ごたえがあった映画だな。ほほう、麻薬ってこういうルートで流れているのねと。今まで香港映画では「麻薬」を扱ったものが多いけどこれは「麻薬」を真正面から扱っていて、麻薬に対する人の弱さ、悲惨さ、全てを表現している。
そして忘れちゃいけない潜入捜査官。結局信用されているけど裏切るわけですよ。ここがね、潜入捜査官ものの面白さ。裏切る人の葛藤と裏切られた人の怒りと悲しみ。うーん、切ない。
この映画のアンディははっきりいって汚れ役。彼の作品を沢山みたわけではないけどめずらしいのでは?でもかなりいい味だしてました。白髪まじりであえて老けさせてね。彼の作品では一番かな。
ダニエル・ウーもよかったけど、これはアンディに軍配があがったな。ダニエル大好きな私でも印象が残っているのはアンディ。いや、でもダニエルは相変わらずカッコいいです。はい。イイ身体してるしね。あとフェン役の女優さん(チャン・チンチュー)がいい具合に幸薄い女を演じてた。初めてみたけどキレイなひと。ルイス・クーもいいジャンキーっぷりでした。いい男なイメージ(タイプではない)な彼があんなジャンキーを演じるとは。けどすげージャンキーだけどいい身体は隠せないね、やっぱり。




ジャンキーなルイス・クー。


2009/11/30

Election

【監督】 ジョニー・トー
【製作】 デニス・ロー、ジョニー・トー
【脚本】 ヤウ・ナイホイ、イップ・ティンシン
【撮影監督】 チェン・チュウキョン
【音楽』 ルオ・ダー
【出演】 サイモン・ヤム、レオン・カーフェイ、ルイス・クー、ニック・チョン、チョン・シウファイ、ラム・シュー、ラム・カートン、ウォン・ティンラム、タム・ビンマン、マギー・シュー、デイヴィッド・チャン
【あらすじ】
香港最大の裏組織で、二年に一度行われる会長選挙。候補者をめぐって内部では意見が割れていた。組織に忠実なまとめ役としてのリーダーが適任なのか、力づくで牽引するパワーリーダーが必要なのか――。対立する候補は、“兄弟”思いで年上を敬うロク(サイモン・ヤム)と、金儲けに長け、荒っぽい手段を使うディー(レオン・カーファイ)。選挙戦(エレクション)の裏側では、さまざまな欲望と思惑が錯綜し、熾烈な戦いを迎えようとしていた……組織の頂点を目指す二人の男によるさまざまな策略の経て、最後に会長の証である「竜頭棍」を手にするのは誰なのか――。 勝利を決めるのは冷徹さか、情熱か?超一流の権力者に求められるものとは?

ジョニー・トー、やりますな。香港の黒社会をかかせたら彼が一番なのでは?!と思うほど。
男臭い映画です。黒社会の恐さがリアルに描かれてるんです。
陶器を食べさせたり、木箱にいれて山から落としたり、拉致ったりもう大変。
上記のような残酷な描写もあるが、その代わり派手なカーアクションや打ち合いはない。それがまたいいんです。そしてリアル。。恐ろしい。黒社会恐いよ~。
香港映画にはまる前からもともと日本のヤクザ映画が好きだった私にはこういう映画がたまらなく好きです。今のジャパンにはない男気がここにはある。やっぱ命はってる男はかっこいいね。

実はレオン・カーファイが苦手で借りるときにどうしよっかな~と迷ったのですが、借りてよかった。サイモン・ヤムが渋い!この人の落ちつきとレオン・カーファイのハイテンションの対比がかなりいい感じ。サイモン・ヤム、さすがです。
あとはニック・チョン。彼は今年、香港電影金像奨の最優秀主演男優賞を受賞。いいね、彼。顔は全然タイプではないけど彼の演技は大好きです。
ルイス・クーもでてたけどあんまり目がいかなかったわ。
あれ?ラム・カートンもでてる。あー、でてたわ。
山から人を入れた木箱を落としてるところ。