2010/11/11

Murder, Take One

【邦題】 拍手する時に去れ
【原題】 박수칠 때 떠나라
【監督・脚本】 チャン・ジン
【出演者】 チャ・スンウォン, シン・ハギュン, シン・グ, チョン・ドンファン, キム・ジンテ
【あらすじ】
ある高級ホテルの1室で発見された美人コピーライターの死体。“犯罪のない社会作りキャンペーン”の一環から、この「美人コピーライター殺人事件」の捜査過程は、48時間生中継されることに。しかし、検事(チャ・スンウォン)の執拗な尋問に、容疑者(シン・ハギュン)は無実を主張。さらにホテルのベルボーイや支配人、ガソリンスタンドの店員、日本人夫婦、盲目のマッサージ師ら個性豊かな証人が次々と現れたことから、謎が謎を呼び、事件は混乱するばかり。一時は跳ね上がった視聴率も急降下する。果たして、事件の真相は?

この映画はかなり見ごたえがありました。
まず冒頭のチャ・スンウォン演じる検事とシン・ハギュン演じる容疑者の取調べシーン。まさに演技対演技!迫力・緊張感・テンポ全てよし。
そしてこの映画、まず設定が面白い。現実では絶対にありえないでしょ?!いくら犯罪のない社会作りキャンペーン”とはいえ、捜査過程を生中継とは・・・。
殺人事件を“ショー”として扱ってるようなものですからね。国民の前でなんとか事件を解決しようとする検事と自らの無実を訴える容疑者。それを無責任なコメントを連発するスタジオコメンテーター。ちゃんと見ていないと途中で置いていかれそうになりそうですが・・・だって途中からたくさんの証言者が出てくるんですよ!!その中に日本人夫婦もいました。

なーんとなく“三谷幸喜”の作品を彷彿とさせますが、それでも軽く感じないのはやはり主演2人の演技力でしょうか。

しかし!ラストが・・・いや、ラストはいい。殺された女性の弟の心情、そして殺されてしまった女性の本当の気持ちは、、ジーンとくるものはあります。
が、ただ事件の解決方法がそれ?!ちょっとオチというかなんというか・・・もっと事件を解決する別の見せ方があったのではないでしょうかね?!
どうなんでしょ。

ちなみに私は、この作品でチャ・スンウォンを注目し始めました。
髪型はいただけませんが、かくしきれない魅力がでておりました。
※ちなみに髪型は『シークレット』のときがすき。
やっぱ背が大きいってことだけで目がいきますよ。
あ~!出てたわ!
 



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