【邦題】傷だらけの男たち
【監督】アンドリュー・ラウ、アラン・マック
【脚本】アラン・マック、フェリックス・チョン
【出演】トニー・レオン 金城武 スー・チー シュー・ジンレイ
【あらすじ】
恋人の自殺がキッカケでアルコール依存症となり、警察を辞職して私立探偵になったポン(金城武)。そんな彼のもとに警察の時に上司だったヘイ(トニー・レオン)の妻スクツァンから捜査の依頼が。実はスクツァンの父親チャウは億万長者なのだが、その父親が自宅で惨殺され、その死に不審な点があるというのだ。しかしそのことに夫のヘイは今ひとつ関心を示してくれないというのだ。一方、ヘイはヘイで誰にもいえぬ秘密があった……。やがて捜査を開始したポンは事件の背後にはとんでもない過去の出来事があったと知る。
トニー・レオン×金城武という私と友人が一緒に楽しめるステキな映画。そしてアンドリュー・ラウ、アラン・マック、フェリックス・チョンという間違いない監督・脚本。んでもってスー・チー、シュー・ジンレイという真逆な魅力をもった女優さん。キャスティングうまいね。
それぞれ悲しい過去をもった男たちが繰り広げる悲しいサスペンス。普通のサスペンスだと「誰が犯人?!」ですが、これは犯人をみせつつ、その人が背負っている悲しい過去はいったいなんなのか、なんでこんなことをしてしまったのかってことをみせていくストーリー。
さすが演技派のステキなお二人。常に二人からは深~い悲しみが常に表現されていて、みているこっちは切なくて切なくて。。。
トニーの初の悪役ももちろん最高なのですが、この映画の一番のみどころは金城武の色気。これにつきます。男の色気満載。これで惚れない女は女としてどうなんだろうかと思うほど。
初めて観たときはあまりにも色気にびっくりして友人に思わずメールしてしまったほど。彼は今までいろんなキャラクターを演じてきて、男っぽいけどキュートなイメージがあったのだけど、この映画ではもう色気が溢れちゃってもう大変。「リターナー」もかっこよすぎてどうしようかと思ったけど、私はこっちのほうが大好きです。
あ、これにチャップマン・トーでてるね。ほんとこういうシリアスで重たい映画に彼のようなキャラクターがでてくるとホッとする。やっぱ休憩は必要。
そういえば、めがねをかけてるトニーってはじめてみるかも。いやー、しぶくてかっこいいですね。
色気が。。。
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