【監督】 ジョニー・トー
【脚本】 アイビ・ホー
【撮影】 チェン・シウキョン
【音楽】 ガイ・ゼラファ
【美術】 レイモンド・チャン
【製作国】 2007年香港映画
【出演者】 ビック・チョウ、リー・ビンビン、ヨウ・ヨン、マギー・シュー、ロイ・チョン、ウォン・ヤウナン
【あらすじ】
大学時代、エンジャは片思いを実らせ人気者アトンとつき合い始めるが、彼には恋人がいた。そのことが原因で喧嘩別れをしたエンジャをバイクで追いかけていたアトンは事故を起こし帰らぬ人となる。3年後、エンジャは弁護士事務所に就職したものの心は抜け殻のようで、精神安定剤が手放せない日々を送っていた。そんな彼女の夢に死んだはずのアトンが現れ、かつてのように「君は僕を本当に好き?」と問いかける。
ジョニー・トー監督ってことと、DVDのジャケットのヴィックがあまりにも美しかったので思わずレンタルしてしまった作品。正直面白くありませんでした。面白くないというか、心に響かなかったですね・・・。ジョニー・トー監督のラブストーリーだったら金城さま×ジジ主演「ターンレフト・ターンライト」のほうが面白かったかな。でもこの監督はやっぱり渋い男を撮った作品のほうが私は好きです。なんせもともとラブストーリーよりもマフィア系が大好きなので。
なんかね、結局なにを伝えたかったのかってとこです。
思っていたことは言葉で伝えなきゃだめってこと?ヴィック演じるアトンは終始そればっかりでした。
そうか、そこだったのかな。。。アトンは彼女が恋しくて死んでからも成仏できなかったんじゃなくて、彼女から自分のことが好きだったかどうか聞けなかったから成仏できなかったと。
リー・ビンビン演じるエンジャも自分との喧嘩が原因で彼を死なせてしまったこと、そして本当の自分の気持ちを伝えることができなかったからずっと立ち直れなかったと。
死んでからも彼女の前に現れ、自分を好きだったかを確かめるアトン。負い目と恐怖からかホントの気持ちをなかなかアトンに伝えられないエンジャ。
なんだかんだでやっと伝えられなかった思いを伝えることができ、お互いの未練を清算することができ、もとのふたりに戻れたと。。
お互い後悔や恨み、自分を憐れむ気持ちに苛まれてなかなか伝えることができなかったのね。
でもちゃんと伝えたいことはきちんと言葉にしなければ相手には伝わらない。
人間いつどうなるかわからないからね。
なるほど、、、そうか、、、そうなるとそこまで悪くない作品かもしれません。
ま、とりあえずヴィックは美しいお顔ってことがわかったのでよしとします。好きなタイプではありませんがイケメンということはわかります。
ヴィック、確かにきれいなお顔をしております。
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