2011/10/11

The Man from Nowhere

【邦題】 アジョシ
【原題】 아저씨
【監督】 イ・ジョンボム
【脚本】 イ・ジョンボム
【キャスト】 ウォンビン、キム・セロン、キム・ヒウォン、ソン・ヨンチャン、キム・テフン、タナヨン・グォングトラクル
【あらすじ】
街の片隅の古ぼけたビルで質屋を営むテシク(ウォンビン)は家族も恋人も無く、質屋の客以外には、隣の部屋に住む少女ソミ(キム・セロン)が訪ねてくるだけだった。ソミを一人で育てているクラブダンサーの母親は自分の暮らしで手いっぱいで、ソミの世話も、小遣いもろくに与えない。ソミはテシクを“アジョシ(おじさん)”と呼び、慕っていた。ある日テシクは、通りの真ん中で鞄を盗んだと警察に突き出されていたソミと出くわす。母親の連絡先を教えろと言われたソミは、テシクをパパだと指差す。しかしテシクは、黙ってその場を立ち去る。その夜、テシクはソミから、それでもおじさんを嫌いにならないと言われ、言葉を失う。テシクが店に戻ると、見知らぬ男たちがいた。ソミの母親が犯罪組織から盗んで質に入れていた鞄に、麻薬が隠されていたのだ。麻薬を取り戻した男たちはソミと母親を拉致していく。テシクは全速力で車を追いかけるが、ソミの姿はあっという間に消え去る。組織の男たちは、テシクの身のこなしや銃に動じない様に驚く。組織を仕切るマンソク兄弟(キム・ヒウォン、キム・ソンオ)はソミと母親を人質にして、テシクに麻薬の運び屋を引き受けさせる。しかしその取引の現場を通報し、テシクと取引相手を警察に引き渡すという筋書きになっていた。さらにテシクが使った車のトランクに、内臓を抜かれたソミの母親の死体が入っていた。テシクは殺人と臓器売買の容疑で逮捕されるが、警察が調べても彼には前科や麻薬歴はなく、なぜか1998年から2006年までの記録が抹消されていた。テシクは取調官の隙をついて逃走する。そのころソミは同年代の子供たちと、見知らぬ家で軟禁されていた。捜査官は、テシクが暗殺を主な任務とする情報特殊部隊の元要員で、2006年の交通事故を最後に記録が途絶えていることを掴む。そのとき即死した同乗者は、テシクの妻だった。これ以上愛する者を失いたくないテシクはソミを救うため、一人で組織に乗り込んでいく。


ウォンビンが“超”イケメン

ってことでいいですか?
これは、ウォンビンの長編PVとしてみてください。
ウォンビンによるウォンビンのための映画です。
観たのがかなり前であんまり覚えていないのですが、とりあえず「ウォンビンがイケメンすぎて(どうしようもできないけど)どうしようかと思った」です。
ジャンルはアクションとサスペンスとウォンビンです。
ジャンルすらウォンビン。
そこまで内容が濃いわけではないけど、誰でも楽しめるサスペンス。
韓国の天才少女、キム・セロンちゃん演じるソミとウォンビン演じるテシクとのラストはちょっぴりホロリとさせますし、体をはったウォンビンのアクションシーンに、韓国映画特有のどこか詰めの甘い闇組織との抗争、そしてウォンビンのビジュアル。
これで2時間ちょっとあっという間です。

これはぜひ女同士でみていただくことをオススメします。
髪を切る前のウォンビンがいいか、切ったあとのウォンビンがいいかで3時間は討論できます。




イケメン

2011/08/09

WOOCHI


【原題】전우치
【邦題】チョン・ウチ 時空道士
【監督】チェ・ドンフン
【脚本】チェ・ドンフン
【キャスト】カン・ドンウォン、キム・ユンソク、イム・スジョン、ユ・ヘジン
【あらすじ】
3人の仙人とともに妖怪たちを封印して回っていた道士ファダム(キム・ユンソク)は、ある時、神の力を持つ笛を欲するあまり、笛の持ち主である高名な道士チョングァン大師を殺害。その罪を大師の弟子チョン・ウチ(カン・ドンウォン)に着せる。濡れ衣によって、掛け軸に封印されてしまうチョン・ウチ。だがその直前、チョン・ウチはファダムから笛を奪う。それから500年。現代のソウルに再び妖怪たちが出現。姿を変えてこの世に生きていた3人の仙人たちは、妖怪たちを封印するためにチョン・ウチを復活させる。ところが、現代に出現したチョン・ウチは、周囲の風景があまりにも自分が生きていた時代と違っていたので、あちこち寄り道ばかり。その上、500年前に助けた後家の女とそっくりな顔をしたスタイリストのインギョン(イム・スジョン)と出会い、妖怪退治そっちのけになってしまう。振り回されながらも、2匹の妖怪をチョン・ウチに捕獲させて封印することに成功する仙人たち。そのとき彼らの目の前にファダムが現れる。500年前に奪われた笛をチョン・ウチから取り戻すために、インギョンを操るファダム。彼はチョレン(ユ・ヘジン)を騙してチョン・ウチから武器である護符を奪う。チョン・ウチは、なす術なく絶体絶命のピンチに陥るが……。

おそろしくくだらない映画です。って言葉が悪いですが、本当にくだらない!
面白くないんじゃないんですが、アクションがすごいとかCGがすごいとか、人間ドラマがすばらしいとか一切ありません。すべてそこそこ。この映画のすばらしいところは1点のみ。



ドンちゃんがかわいい



これにつきます。
ロンゲもいい感じ。
ドンちゃんファンにはオススメの1本です。











2011/07/12

Secret Reunion

原題:의형제
邦題:義兄弟 SECRET REUNION
監督:チャン・フン
脚本:キム・ジュホ 、 チェ・クァンヨン 、 チャン・フン
出演者:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、チョン・グクァン、パク・ヒョックォン、チェ・ジョンウ
あらすじ:
国家情報員のイ・ハンギュ(ソン・ガンホ)は、ソウル市内の団地で起きた北朝鮮工作員との銃撃戦の折、多くの死傷者と工作員を取り逃がした責任を問われ組織をクビとなる。6年後。彼は、逃げた妻や外国人花嫁などを捜す探偵まがいの稼業で糊口を凌いでいた。そんなある日、ハンギュは銃撃事件の現場から逃走した北朝鮮工作員のソン・ジウォン(カン・ドンウォン)に偶然出くわす。ジウォンはパク・ギジュンという偽名を使い、潜伏生活を続けていたのだった。ハンギュの熱心な誘いで一緒に働くようになった二人は、それぞれの目的を胸の内に秘めながらも、寝食を共にするうちに次第に心を通わせていく。だが、それでも対立する立場にある二人はお互いの動向を探り続けていた。その頃、彼らの運命を左右する暗殺者が再び北からやって来る……。


カン・ドンウォン、超イケメン!!!!!
というくらいドンちゃんイケメンでした。彼のお顔はもはや芸術。。。
彼の役の設定は北朝鮮の工作員のため、野暮ったい服を着せられているのですが、、、元モデルのどんちゃん、なに着ても歩く姿はもはやランウェイ。
除隊後が楽しみです。

感想ですがそこそこです。
もう少し2人の感情というか、心情を出してもよかったんじゃないかな~とも思いましたが。
北朝鮮と韓国の話なので「シュリ」のようなイメージをしていたのですが、実際みてみるとそうではありません。もっと“ドラマ”が強い。サスペンスやアクションよりも“ヒューマンドラマ”。
が、しかし「映画は映画だ」の監督の作品なので、スピード感・物語のテンポはさすが。飽きることなく観ることができました。
主人公2人は北と南で立場が違えど、共に家族を犠牲にしており、そんな2人が思わぬ共同生活を始め、お互いを疑いながらも徐々に心が近づいていく様はとても心が温まります。
ソン・ガンホはほんとにいい役者。シリアスなところに彼特有の笑いがちりばめられ、緊張感のなかにホッとする場面が多くあります。カン・ドンウォンもイケメンってだけでなく、表情がすごくいい!時に見せる困った顔にはもうドキュンです。

ずっと観たかった映画なのでそれなりに満足です。





どんなにダサい服を着せてもランウェイになってしまうカン・ドンウォン


2011/06/21

Five Senses Of Eros

【原題】 오감도
【邦題】 オガムド~五感度~
【監督】 ホ・ジノ、ビョン・ヒョク、ユ・ヨンシク、ミン・ギュドン、オ・ギファン
【出演者】 チャン・ヒョク、キム・ガンウ、オム・ジョンファ、ファン・ジョンミン
【あらすじ】
1『his concern』
出張のために乗った釜山行きの電車で、美脚の美女に魅了された男(チャン・ヒョク)。意を決して声をかけようとするが......。
2『Me,I'm Hero』
不治の病に侵された妻(チャ・スヨン)は、家の中でかくれんぼをしながら夫(キム・ガンウ)の帰りを待つことが唯一の楽しみだったが......。
3『33rd MAN』
鬼監督からなかなかOKテイクをもらえない新人女優ミジン(キム・ミンソン)は、共演のベテラン女優ファラン(ペ・ジョンオク)から、監督を誘惑する技を伝授され......。
4『In the End is My Beginning』
夫(ファン・ジョンミン)が愛人との不倫中に死に、突然未亡人となったジョンハ(オム・ジョンファ)。そんな彼女のもとに、夫の愛人が訪ねてきて......。
5『One Fine Day』
ジウン(キム・ドンウク)とユンジョン(イ・ミンソン)ら、互いに仲の良い3組の高校生カップルが、1日だけパートナーを取り換えることになり......。


友人に「チャン・ヒョクがかなりヤバイから絶対みろ」といわれてみた作品。
いいとこの企業に勤めて、上質なスーツが似合う(体格込み)大人の男性がそこ(画面)にいました。。。チャン・ヒョク完璧。パーフェクト。
こんな人と空港で偶然ぶつかって、その後にのった電車で向かいに座ってた日には、チャン・ヒョクも映画でいっていましたが「宝くじがあたったようなもの」です。
1等前後賞で3億円の価値ですよ。。オムニバスなのでたいしたストーリーじゃないんですけど、夢与えすぎ。こんな偶然あるわけない。
このDVDはほぼこの作品をみるだけでもうお腹いっぱい。














2011/05/02

IRIS

【原題】 아이리스
【邦題】 アイリス
【監督】 ヤン・ユノ キム・キューテェ
【演出】 キム・ギュテ、ヤン・ユノ
【脚本】 キム・ヒョンジュン、チョ・ギュウォン、キム・ジェウン
【出演者】  イ・ビョンホン、キム・テヒ、チョン・ジュノ、キム・スンウ、キム・ソヨン、T.O.P
【あらすじ】
特殊部隊の隊員・キム・ヒョンジュンは、軍部の命令で大学院へ通う最中、偶然出会った女性・チェ・スンヒに一目惚れする。一方、ヒョンジュンの親友・チン・サウも地元の先輩からの紹介でスンヒと知り合い、彼女に一目惚れしてしまう。
ある日、ヒョンジュンとサウは謎の男達に突如連行され、過酷なテストを受けることになるが、共に無事合格し、国家安全局(NSS)の要員として働く事になるのだが…。
しばらく経って、ある任務がきっかけでペク・サンの裏切りによりヒョンジュンとサウが敵対し、サウは「アイリス」という秘密結社に入る。さらにはスンヒもアイリスに関係することになり、ヒョンジュンは「アイリス」の実体解明と陰謀を暴き、裏切り者に対しての復讐心を誓う。


日本でも放送された「IRIS」です。どうも日本では視聴率はよくなかったようですが・・
いや、かなり面白かったです。
あまり期待をせずに見たのですが予想以上でした。
ただの韓国対北朝鮮というドラマではなく、そこに「IRIS」という秘密結社?の巨大な陰謀、友情、恋愛、アクションなどなどあらゆる要素がたっぷりですがどれもきちんと描いておりますし、エンターテイメント性もバッチリです。
ここ最近の日本のドラマは不況なので仕方がありませんがどうも低予算で作られた感が否めません。このアイリスはもう金かけまくり。映画なみのスケールです。ここまでやっていただけるとみているこっちも楽しくなります。海外ロケ、ソウルのど真ん中での銃撃戦、ヘリは墜落するわ、列車や車も爆発するわだし、さぞかし撮影は大変だったんだろうな~と思いました。
出演者も豪華ですね。ジャパンのおばさまたちをあのキラースマイルで魅了するイ・ビョンホンをはじめ、才色兼備とはこういうことの代表キム・テヒ。とあるコンサバ雑誌の編集長までも魅了してしまう大人の色気チョン・ジュノ。そしてBIGBANGのビジュアル担当TOP。あと今私が注目しているキム・スンウや、ショートカットが超お似合いのキム・ソヨン。

ただのエンターテイメントなドラマと思ってみたら駄目です。
結構ややこしいストーリーなのでちゃんとみないと理解できません。
いったい誰が敵なのか、味方なのか?
IRISとは一体何なのか?
どっからどこまでが北朝鮮で誰がIRISの一員で、誰の指示で動いているのか?
IRISと北朝鮮と韓国との関係は?
IRISの目的とは?
などなど・・・
しっかりみないともう何が何だかわからなくなる可能性大です。














日本版「Tell me goodbye」BIGBANG

韓国版「Hallelujah」BIGBANG