2010/04/27

FLY ME TO POLARIS

【原題】 星願 FLY ME TO POLARIS
【邦題】 星願 あなたにもういちど
【製作年】 1999年
【製作国】 香港
【監督・撮影】 ジングル・マ
【製作】 チャン・チーコン
【出演者】 リッチー・レン セシリア・チャン ウィリアム・ソー エリック・ツァン エリック・コット シャーレン・タン ラム・サンサン
【あらすじ】
子供の頃の怪我がもとで、見ることも話すこともできなくなった青年オニオン。二重苦を背負いながらも、病院で明るく働く姿を見て、誰もが彼に好意を持っていた。だが、ある日、不慮の交通 事故で天国に召されてしまう。青年にとっての心残りはいちばん仲が良かった看護婦への愛の告白。天国の計らいで、5日間だけ地上に戻ることを許された青年は、彼女に自分の存在を知らせようとした…。

泣きの女王、セシリア・チャン。そしてあらすじだけでもうお涙ちょうだいものとまるわかり。ある人のレビューで「香港版ゴースト」とも書いてありました。でもね~、さすがに泣かないだろうとなめてかかりました。しかも製作年も古いしので期待はしておりませんでした。
はい。内容はいたって普通です。が、しかしラスト号泣。だめですね、年を重ねるごとに涙もろくなる。しかも小ざかしい今の恋愛ドラマのようなものでなく、王道に弱い。悲しいけれど心があらわれる涙でしたよ。
この映画はなんといってもやっぱりセシリアでしょう。かわいい、、、ほんとにかわいい。彼女もいろいろお騒がせですがかわいいものはかわいいです。
あれ?エリック・ツァンじゃないの!
やっぱりセシリアかわいい

Sparrow

【原題】 文雀 Sparrow
【邦題】 スリ
【製作国】 2008年 香港
【監督】 ジョニー・トー
【出演】 サイモン・ヤム、ケリー・リン、ラム・カートン、ロー・ホイパン、ロー・ウィンチョン、ケネス・チャン、ラム・シュー
【あらすじ】
棋(サイモン・ヤム)は、震波(ラム・カートン)、蘇(ロー・ウィンチョン)、馬仔(ケネス・チャン)らとともにスリを働く窃盗団のリーダー。華麗な手さばきで観光客の財布を抜き取り、絶対に証拠を残さないスリの達人だ。ある日、写真が趣味の棋がいつものように街中でシャッターを切っていると、ファインダーの中に美しい女性が現われる。彼女の美貌に魅せられ、夢中でシャッターを切る棋。彼女はその後、震波、蘇、馬仔の前にも現われ、怪しげな行動で彼らを翻弄してゆく。一体、彼女は何者なのか…?

正直この映画を見終わったとき、なんとなく物足りなさを感じました。ジョニー・トー作品ということ、しかもサイモン・ヤムにラム・カートンなどの出演者をみればどんな黒い映画なんだろうかとね。
けどこれは黒社会がからむけどそういう抗争系の映画ではなく“スリ”を題材にしたちょっぴりラブストーリーも絡んだお話。今思い返すとこれはこれで面白かったなと。もう一度みたくなりました。

スリ4人組が偶然であった美女によってちょっとギクシャクし始め、しかも全員がその美女に誘惑されたがゆえ大怪我を追ってしまうんですが、もうそのさまがなんとも情けない。エレクションのときのあの男気はどこへやら?!でもそこがジョニー・トー監督。情けなさのなかにいいおっさんたちが可愛く見えてしまうんですよ。しかもその4人は彼女のために団結して見返りを求めず一肌脱ぎます。かっこいいですね。男ですよ、やっぱり。
また細かい描写が最高です。口に隠し持ったカッターの刃、風船、白黒写真、鳥、ガラス、傘などの小道具が絶妙なんです。サイモン・ヤムがすんでいる部屋の壁、インテリア、マンションの螺旋階段。。実にスタイリッシュ。センスいいですよ、トー監督。
そしてこの映画をみて思ったのはジョニー・トー監督は本当に香港という街を愛しているんだなと。
セントラルのきれいな街から貧困層の街まで香港という街をきれいに写してます。
あの4人が集まる茶餐廳なんてもう、、これぞ香港!はぁ~、早くまた香港に行きたくなりましたよ。

ジョニー・トー監督映画おなじみのキャスト。けれど黒社会のおそろしい雰囲気はなく、愉快でかわいらしいまたいつもと違った演技がみれてこれはこれで好きな映画になりそうです。

香港の街を歩くときはほんと注意しなきゃな・・・。
これぞ香港!茶餐廳!
ジョニー・トー監督。葉巻が似合いすぎ・・・。

2010/04/26

My Girl

【原題】 마이걸
【邦題】 マイガール
【初放送】 2005.12.14
【演出】 チョン・ギサン
【脚本】 ホン・ジョンウン、ホン・ミラン
【出演】 イ・ダヘ、 イ・ドンウク、 イ・ジュンギ、 パク・シヨン
【あらすじ】
誰とでも仲良くなるのと嘘が得意なユリン(イ・ダヘ)は、言葉巧みに済州島で観光ガイドをしている。ある日、空港にツアー客の到着が遅くなると知り、何とか時間を稼ごうと涙の大芝居をして機内にもぐり込み、出発の足止めをする。その機内に乗り合わせていたゴンチャン(イ・ドンウク)は、ユリンの芝居を見抜き、座席にしがみつくユリンを突き放す。ギャンブル好きの父親のせいで借金取りに追われるはめになったユリンは、逃げ回る途中、偶然にもゴンチャンの運転する車と接触をする。事故を装い病院で手当を受けるユリンは、ゴンチャンが御曹司だと知り示談金目当てでゴンチャンに近づく。ゴンチャンは、病に伏せる祖父の願いである、消息不明の孫娘を捜し出すことができず、ユリンを替え玉につかおうと考える。一方、ゴンチャンの友人で自由気ままに暮らすジョンウ(イ・ジュンギ)は旅先の済州島でユリンと出会い・・・

ポップ・・・どこまでもポップ。。。なんでしょうか?この丸文字具合。まるで80年代ですよ。オープニングから丸文字が飛び交い、ハートのオンパレード。参りました。。。
韓国ドラマ第4弾。なんだかんだお前韓国ドラマ見てんじゃねーかと突込みがきそうですが、仕方ありません。ドンウク氏がかっこいいからです。
正直、このドラマ、何度途中でやめようと思ったことか。。友人に「このドラマ、すごい腹立つ。庶民(むしろ貧乏)がイケメン御曹司にであっていろいろ助けてもらってんのにお礼も言わず、むしろ強気。ギャーギャー騒ぐし、いったい何なんだ」と。そしたらそれこそが韓国ラブコメなのであきらめてくださいとのこと。
やめたいけれど、イ・ドンウク演じるソル・ゴンチャンがあまりにもかっこよく、結局全部見てしまいました。しかも最後は結構引き込まれてしまい、なんだかんだ満喫してしまいました。
いや、ラストは結構よかったですよ。それほどギャーギャー騒がなかったし、みんな結果いい人だったし。
ソル・ゴンチャン、名前もさることながらなんてイケメンなんでしょう。いつも高そうな服をお召しになり(ホテルの御曹司だからね)、だんだんとイ・ダヘ演じるユリンのペースにはまっていくさまがかわいくてかわいくて。。ずるいですね。ときにかっこよく、ときにすっとぼける。イケメンだからこそできる業。さすがです。
イ・ダヘもね、美人なんですよ、彼女。けどこの役の彼女の髪型に衣装がひどくてひどくて。。。そしてこの性格、、しょっちゅう舌打ちしてほんとかわいくない!ほんとこのユリンに腹が立って仕方ありませんでしたよ。けど、最後はかわいかったけどね。
イ・ジュンギは最初から最後までいい人でしたね。いい人すぎてびっくり。残念なくらいいい人。彼は好きな顔ではないけどな~んか惹かれますね。キャラですかね?身長もあんまりないのかな?と思ったらいやいや178cmありました。ドンウクがでかいからね。。。
そしてパク・シヨン。このドラマではとことん嫌な人でしたね。かなり勝手。ほんと最後だけですよ。
パク・シヨンは美人過ぎるからどうも嫌な役をやらされてしまうんでしょうかね?美人でプライドが高いみたいな。たぶん、彼女は庶民にはなれないんですよ。視聴者も美人過ぎて自分を投影できないですよ。

もう当分韓国ドラマはないかな・・・。
あ、チャンヒョクのドラマが気になってたんだ。。。
完璧な横顔
黙ってりゃかわいいんですよ
最後までいい人イ・ジュンギ
パク・シヨン、美人すぎていつも嫌な役。。。
かわいい(ドンウクが)
ビジュアル的にはこっちなんですよ
このすっとぼけ顔!
イケメン・・・
好きにならないわけがない
予告じゃありません。
かなり微妙な主題歌(K-POP)が流れるのでご注意を・・・。

2010/04/20

The Sniper

【原題】 神鎗手
【邦題】 スナイパー
【監督・原案・製作】 ダンテ・ラム
【製作総指揮】 ジョン・チョン
【製作】 キャンディ・リョン
【脚本】 ジャック・ン
【製作国】 2009年香港映画
【出演者】 リッチー・レン、エディソン・チャン、ホァン・シャオミン
【あらすじ】
ある事件をきっかけに、香港警察特殊部隊のフォン隊長(リッチー・レン)にスカウトされて入隊した警官のOJ(エディソン・チャン)は、狙撃手としての訓練を積んでいた。ある日、部隊内の射撃大会で500mの距離を撃ち抜いて優勝したリン・ジン(ホアン・シャオミン)の存在を知る。だが彼は4年前の銀行強盗事件で命令を無視し誤射したことで人質を殺してしまい、刑務所に入っていた。その彼が出所することとなった。リンはライバルだったフォンが事件の状況証言で不利な発言をしたと思い込んで怨み、警察に挑戦状をたたきつける。リンの暴走を食い止めるために、フォン隊長、OJのチームはリンが立てこもる廃墟へ向かった…

お騒がせなエディソン・チャンの香港映画最後の作品。そりゃ見るしかないでしょということで、映画館でみましたよ。やっぱり香港映画は映画館の大きなスクリーンで見るのがいいですね。DVDでみたってお祭り騒ぎなのにお祭り度倍増ですよ。
内容も面白かったですよ。すごい濃い内容ではありませんが、サクっとみれるアクション映画。テンポもいいのであっという間でした。「スナイパー」というタイトルとおり、銃撃戦はかなりの見ものです。特にラストのシーンはかなりの迫力。これぞ香港映画!ですね。

エディソンは自信過剰な香港警察特殊部隊の警官を演じているのですが、似合いますね、、こういう自信過剰な役が。警官だけどどこかチャラい。そこがエディソン。香港でチャラい役ができるのは彼だけですよ。早く復帰していただきたいものです。
リッチー・レンもいいですね~。彼の作品はちょいちょいみているのですが、なかなかすきな役者さんです。セシリアとの「星願」では泣かされましたよ。
っていうか、今調べたら彼は歌手でもあるんですね。。しらなかった。。。
そしてホアン・シャオミンですよ。彼は中国一美しい人ということで知ってはいました。男くさいし、たぶん私は好きなタイプだろうと思っていましたが・・・映画始まって彼の顔が映った瞬間、友人と「イケメン・・・」とつぶやいてしまったほど。顔が整いすぎ!スタイルもいいし、なんというか隙がない。久々にイケメンすぎてびっくりしましたよ。彼は以前インタビューで7つのころから自分の容姿がほかの人と違っていることに気づいていた。自分の顔もスタイルも気に入っているとおっしゃっておりましたが、そりゃそうでしょう。誰だってこんな容姿で生まれればほかのパンピーと自分が明らかに違うことに気がつくし、自分大好きになりますよ。
ということで今、シャオミン主演「上海グラウンド」を見始めました。レスリーとアンディの映画は以前みましたが。中国ドラマは初ですよ。計14巻。大変です。。。

お!親分!おなじみですな。
イケメン・・・