2010/09/15

Castaway On The Moon 

【原題】 김씨 표류기
【邦題】 彼とわたしの漂流日記
【監督】 イ・ヘジュン
【製作総指揮】 カン・ウソク
【出演者】 チョン・ジェヨン 、 チョン・リョウォン
【あらすじ】 
人生に行き詰まり、ソウル市内に流れる漢江に飛び込んだサラリーマンのキムは、目が覚めると孤島に漂着していた。そこは都会にぽっかりと存在する、立ち入り禁止の無人島だった。幼い頃のトラウマで泳げないキムは自力で脱出もできず、目の前に街があるのに誰にも気付いてもらえないという孤立無援の状況。しかし、絶望の中で小さな“希望”を見つけ、アイデアをふりしぼり、サバイバル生活を始める。一方、対岸のマンションに住む女は、3年間の引きこもり生活を送っていた。ある晩、カメラ越しにキムの姿を見つけて好奇心を抱いた女は、キムが砂浜に書いた「HELLO」のメッセージに応えるため、外の世界への一歩を踏み出す……。

コメディというかヒューマンというかラブというかどこに属するのかちょっとわかりませんが、やっぱり普通に楽しめました。笑ったり、考えさせられたり、ちょっとジーンときたり、画面につっこんだりとまったく飽きませんでした。
確かにつっこみどころは満載なんですが、そこはご愛嬌。それをつっこんだら物語になりません。
設定が面白い。ソウルのど真ん中にいるのに、そこは無人島で誰も彼に気がつかない。死ぬつもりが生き残っちゃってしかもそこで無人島生活を始めちゃう。
韓国版キャストアウェイでしょうか。
ジャジャ麺食べたさに鳥の糞までも利用して、死んでる魚までも食べてしまう。
かわいいんですよ、チョン・ジェヨンが!
ほんとはイケメンなのに白鳥のボートで寝てる姿なんてキュートの一言。
この幸薄そうな女優さん、初めて見ましたけどほっそい。韓国の女優さんのスタイルのよさは説明するまでもありませんが、、、極細。この映画のためにダイエットしたみたいですね。

実はこれ、飛行機の中でみたのでちっちゃい画面でしかみていないので、今度ちゃんと見てみようと思います。

Fate

【邦題】 宿命
【原題】 숙명
【監督・脚本】 キム・ヘゴン
【出演者】 ソン・スンホン、クォン・サンウ、キム・イングォン、チソン、パク・ハンビョル
【あらすじ】
裏社会から足を洗うつもりでいたウミンは、チョルジュンら仲間4人でカジノ襲撃を決行する。だが、チョルジョンの信じられない裏切りによって失敗。ウミンは2年間の服役生活を送ることになる。出所後、裏社会に戻った彼が目にしたのは、多くの部下を従えるチョルジュンの姿だった。立場は逆転し、次第にチョルジュンは追いつめられていく。友を裏切り、愛するものを奪ったかつての親友は、今や最大の敵となっていた…。


かなり前に見たので記憶があやふやなのですが、正直おもしろかったという印象はないです。。。
とりあえず記憶に残っていることは
・ソン・スンホンはすきではない
・クォン・サンウもすきではない
・ソン・スンホンの顔って古いタイプのイケメン
・でもどちらかというとクォン・サンウのほうがいいかな
・やっぱり身体は鍛えないとダメなんですね
以上!
激しいアクションシーンもあるし、金、友情、裏切り、恋愛・・・いろんな要素があるんですがなーんかすべてが浅い。「宿命」ってタイトルの重さも伝わらないし・・・。
見ごたえのあるところは2人の身体をはったアクションシーン。
調べてみるとスタントは使わなかったようです。すごいです。
そしてあの肉体。これはファンにはたまらないのではないでしょうか。
私はファンではないので別にでしたが、ファンでなくてもすごいと思いますよ。

お2人のファンであれば十分楽しめると思います。
ノワール大好きな人にはものたりないかな。。。
とりあえずいい体

2010/09/08

A Better Tomorrow

【邦題】 男たちの挽歌
【原題】 英雄本色
【製作年】 1986年
【監督】 ジョン・ウー
【製作】 ツイ・ハーク
【脚本】 ジョン・ウー
【出演者】 チョウ・ユンファ 、ティ・ロン、レスリー・チャン、エミリー・チュウ、リー・チーホン、ケン・ツァン
【あらすじ】
香港マフィアの幹部、ホーは闘病中の父と学生である弟キットの面倒を見ていたが弟が警官になる希望を持っていることで病床の父から足を洗うよう頼まれる。了解したホーは次回の台湾への贋札の取り引きを最後に闇社会から足を洗おうと決意。しかし取り引きは密告によって警察に知られており、同行した後輩シンを逃し、ホーは自首することになる。その間、香港では父が陰謀によって殺され、そのことでキットは尊敬する兄が香港マフィアと知る。 一方、ホーの親友マークは報復のために乗り込んだレストランで敵を皆殺しにしたものの、足を負傷するというアクシデントに見舞われる。
数年後、ホーは出所するが今では警察官になり結婚もしているキットから父親の死の責任とマフィアの兄を持つことから出世の出来ない不満をぶつけられたうえ追い出され、親友マークは怪我で自由の利かない体になったことから雑用以下の扱いを受けるほど落ちぶれていた。そして元は後輩だったシンがマフィアで権力を握るようになっていた。
ホーは弟と和解するためにも堅気となり穏やかに暮らそうとするが、周りはそんな彼を放ってはおかなかった。マークは現状を変えるために協力を求め、シンも自分に力を貸すよう強要する。しかしシンは自分の敵となる人物たちの粛清を始め、その手始めに組長が殺された。現状を知ったホーは弟との絆、親友との友情のためにマークと共に銃を手に取る。

香港映画の名作です。
・マフィア
・友情
・兄弟愛
・裏切り
・二丁拳銃(チョウ・ユンファ)
・ときに流れる香港歌謡
・葉巻
ほんと男くさ~い映画です。古いけど面白い!さすがジョニー・トー監督!
香港映画のイメージを変えた映画。
この映画はただの派手なアクション映画ではないのですよ。
もちろんジョニー・トー監督なのでどんだけ爆薬つかったんだよ!ってくらいドッカンドッカンってますし、チョウ・ユンファの二丁拳銃もありますし、迫力のアクションシーンはお約束です。
が、かなり人間くさい男たちのドラマなんですよ!
警察官になった弟のためにマフィアから足を洗おうとするホー。しかしカンタンには抜けられない。
そんな兄を軽蔑する弟キット。大好きだった兄がゆえに、父が殺されてしまったということ、兄が元マフィアということでなかなか出世ができない・・・
ホーと共に仲間に裏切られマフィアのトップからすべてを奪われたマーク。しかしホーがもう一度立ち上がることを友を信じて待ち続ける姿・・・。
過去を償おうとする兄ホーのティ・ロンと、兄を許せずに苦悩する弟キットのレスリー・チャン、その兄弟を支えるマークのチョウ・ユンファ。
この映画はチョウ・ユンファがもちろん目立つのですが、私はホー演じるティ・ロンがダントツです。渋いです。ハゲてるけど渋くてかっこいい。
その渋さの対極にあるのがチョウ・ユンファ。相変わらずぶっ放してます。
そしてヤングなレスリー・チャン。彼はこの頃実は30歳だったみたいですが、、、みえません。やっぱりレスリーは若いです。

この映画、今度韓国でリメイクされます。
配役はというと
チョウ・ユンファ = ソン・スンホン
ティ・ロン = チュ・ジンモ
レスリー・チャン = キム・ガンウ
レイ・チーホン = チョ・ハンソン
です。
合う合わないの判断はご自分でどうぞ。
私はここでは一切いたしません。
そして、やっぱり韓国なのでストーリーに韓流エッセンスが盛り込まれてます。
北と南で生き別れた兄弟って感じみたいです。

名シーン

2010/09/01

Antique

【原題】 서양골동양과자점 엔티크
【邦題】 アンティーク~西洋骨董洋菓子店
【監督】 ミン・ギュドン
【製作】 イ・ユジン、ミン・ジンス
【原作】 よしながふみ
【出演者】
チュ・ジフン、キム・ジェウク、ユ・アイン、チェ・ジホ、アンディ・ジレ
【あらすじ】
財閥の御曹司であるジニョク(チュ・ジフン)は、突然会社をやめて、女にモテそうという思いつきで甘いものが苦手にもかかわらず洋菓子店“アンティーク”を始める。パティシエとなったのは、とびきり腕が良いのに働く店ごとに恋愛トラブルを起こしてしまう魔性のゲイ、ソヌ(キム・ジェウク)に、元ボクサーで甘いものに目がないギボム(ユ・アイン)、ジニョクの幼なじみのスヨン(チェ・ジホ)も加わり、一風変わった毎日が始まる。多くの人が極上のスイーツと美しい男たちに魅了されていく中、町では連続誘拐事件が発生する。そして、次第にオーナー、ジニョクの隠された過去が明らかになり始める…。日本でもドラマ化、アニメ化されたよしながふみの人気コミックを韓国で映画化。

ズバリ、マンガ。ってそうか、これジャパンのマンガが原作なんですね。
原作を読んでいないのでよくわかりませんが、どうも中途半端でした。ちょっとしたミステリー?サスペンス?にしたいのか、コメディにしたいのか、もしくはファンタジー?ミュージカル?にしたいのか・・・。なんだかどっちつかずでした。

この作品でちゃんと知っているのはキム・ジェウクくらいです。あとサングラスの人は似たような役で「コーヒープリンス」にもでていましたね。※実はコーヒープリンスもちゃんとみてない。
とりあえずびっくりしたのが、キム・ジェウクの日本語がかなりネイティブだったってことです。