2010/03/14

Lust, Caution

【原題】 色,戒
【監督】 アン・リー
【脚本】 ジェームズ・シェイマス、ワン・フィリン
【製作】 ビル・コン、ジェームズ・シェイマス、アン・リー
【原作】 アイリーン・チャン
【製作国】 2007年アメリカ・台湾・中国・香港合作映画
【出演者】 トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン、ジョアン・チェン
【あらすじ】
1938年、日中戦争の激化によって混乱する中国本土から香港に逃れていた女子大学生・王佳芝(ワン・チアチー)は、学友・鄺祐民(クァン・ユイミン)の勧誘で抗日運動をかかげる学生劇団に入団。やがて劇団は実戦をともなう抗日活動へと傾斜してゆく。翌1939年、佳芝も抗日地下工作員(スパイ)として活動することを決意し、暗殺の機を窺うため麦(マイ)夫人として特務機関の易(イー)を誘惑したが、工作員としての未熟さと、易の厳しい警戒で暗殺は未遂に終わった。3年後、日中戦争開戦から6年目の1942年、特務機関の中心人物に昇進していた易暗殺計画の工作員として上海の国民党抗日組織から再度抜擢された佳芝は、特訓を受けて易に接触したが、たびたび激しい性愛を交わすうち、特務機関員という職務上、すさまじい孤独の苦悩を抱える易にいつしか魅かれてゆく。工作員として命がけの使命を持ちながら、敵対する易に心を寄せてしまった佳芝は…。

なんとも見ごたえのある映画でした。
これは私がトニーを好きになる前、普通に「見たい映画」だったのでレンタルされたらソッコー借りに行きました。
私の好きなキーワード「実話をもとにしている」「スパイ」「戦時中の混乱期」「エロス」がたっぷりつめこまれたこの作品、もちろん期待通り、いや以上の作品でした。

当時トニー・レオンという役者にさほど注目していなかったのですが(今思うとなぜ!?)、やはり「なんて目力のある役者なんだろう」と思った記憶があります。さすがトニー。
あの甘い笑顔は封印して、ずーっと影のある無口で孤独な軍人を演じております。タン・ウェイ演じる麦婦人に疑いながらも惹かれていく姿を彼のあの瞳で表現していてもうせつないったらありゃしないです。
タン・ウェイ演じる佳芝が日本料理店でトニー演じる易に「天涯歌女」を踊りながら歌う場面は私が一番好きなシーン。誰にも心を開かない無表情な男、易が佳芝の歌に心を揺さぶられて思わず涙を流す場面に心をうたれましたね。
あと、ラストに佳芝がプレゼントした指輪をはめているシーンの「ん?」というときの表情!!はぁ、、ため息ものです。ファンにはたまりませんよ。
トニーはこういう時代の衣装が似合いますね。ポマードをつけたぴっちりな髪型も最高です。
かっこいい・・・。
そしてタン・ウェイ。彼女、すごいですね。めちゃめちゃ美人ってタイプではないのですがかなり魅力的な女優さん。そしてかなり身体はってます。あどけなさが残る女学生から易を誘惑する人妻までうまく演じきってます。なんなんでしょうかね?あの色気は。易をさそう眼の表情とか。あれはもうやばいでしょ。表情ももちろんなのですが、クラシカルな衣装とメイクが彼女にぴったり。オーディションの時に、彼女がメイクテストをしたときに“これぞチアチー”と思ったみたいですね。
あとワン・リーホン。彼もアン・リーに鍛えられたようで反日活動に燃える青年をうまく演じておりました。きれいなお顔ですね、彼は。この映画のワン・リーホン演じるクァンという青年はなんなんですかね?どこか頼りないというか残念。口先だけというか説得力がない。。まぁ仕方ないといえば仕方ないんですがね。

これは上映前から激しい性描写が話題になりましたね。はい、たしかに激しいです。けどこれはこの映画にはかかせないシーンだったと思いますよ。でもそれ以上に二人の心情が表現されていたと思いますね。

上海の風景、音楽、衣装すべて最高でした。でもこの易という役はトニー・レオンしか演じることができなかったと思いますね。いや、別にファンだからとかじゃなくてね。彼はこの役のせいでかなり体重がおちてしまったとか。。もう精神的にまいってしまったようです。それで一度レッドクリフのオファーを断ったみたいですね。どんだけなりきってしまうのでしょうか?トニー・レオンという役者は。普段とまったく表情がちがいますもんね。さすがです。
このシーンが一番幸せな二人だったと思います。

Lavender

原題 : 薫衣草 Lavender
製作年 : 2000年
製作国 : 香港
監督・脚本: イップ・カムハン
【出演者】 金城武 ケリー・チャン イーソン・チャン テレンス・イン
【あらすじ】
様々な気分に合わせた香りの調合法を知るアテナ(ケリー・チャン)。アロマショップを経営しながらアロマテラピーの講師もする彼女だが、自分自身は家と店の往復だけの味気ない毎日を送っている。そして、毎夜必ず風船に「あなたがいなくてさみしい」と書きなぐって空へ飛ばす。実は彼女は、最愛の恋人を亡くしていたのだった。そんなある嵐の夜、大音響とともに何かがテラスに落下した。それは、背中の羽根が傷ついた天使(金城武)だった。天使の登場によって、恋人を失った喪失感から少しずつ立ち直るアテナ。そして天使もまた、アテナを通して<本当の愛>を理解するようになる。

傑作!なにが傑作って金城武がですよ!
こんなキュートなイケメンがほかにいますか?いいえ、いませんよ。なぜなら彼はアジアの宝石ですからね。
正直ストーリーは簡単です。恋人を亡くしむなしい毎日を送っているケリー・チャン演じるアテナが、突然空から落ちてきた金城さま演じる天使と一緒に生活をしていくうちに前向きに生きていくようになり、天使も人を愛することを知る。そんな二人がどうなるの?ってお話。
いいんです。何がいいって金城さまのキュートさったら!キュン死にしそうですよ。
最近金城武の魅力を知った人はたぶん大人の男の色気がダダ漏れなイメージでしょう。いやいやそれはもちろん、金城武の魅力はそれもありますがこのキュートさなんです。こんなイケメンなのに色気が溢れているのに子供のような無邪気な笑顔でちょっぴりドジなしぐさがめちゃめちゃかわいいんですよ。ポールダンスをしているところ、靴を探しに雨の街を走り回るところ、アテナにアロマオイルをぬられているところ・・・数え上げたらきりないですね。はい、全部完璧です。
ま、金城武の魅力はこちらで確認を。たぶん武ホリックになること間違いなし。
はぁ~、ほんとかわいい。こんな天使が自分の家のベランダに落ちてきたらどうしますか?!もちろん一生はなしません。はい、またも物語終了。

ケリー・チャンもほんとかわいいですね。っていうかこれ10年前の映画です。ぜんぜん今と変わってないですよ。赤ちゃん(チェイス君)産んでもあの美貌にスタイル・・・さすがです。
あとちょろっとこれにテレンスが出演してます。はい、探してみてください。ほんとちょっぴりです。

きょとん顔すらも完璧。

2010/03/12

Floating Landscape

【原題】 FLOATING LANDSCAPE 戀之風景
【製作・撮影】 アーサー・ウォン
【製作】 スタンリー・クワン、上田信
【監督・脚本】 キャロル・ライ
【脚本】 ライ・ホー
【美術】 ベン・ルー
【音楽】 梅林茂
【製作国】 2003年香港・中国・日本・フランス合作映画
【出演者】 カリーナ・ラム、リィウ・イェ、イーキン・チェン
【あらすじ】
病死した恋人のサム(イーキン・チェン)が描いた絵の風景を求めて、マン(カリーナ・ラム)は香港から青島にやってくる。亡き恋人の心に最期まで漂っていたのは、彼が幼少時を過ごした青島の風景だった。
サムの日記を一日ずつ書き写しながら、冬の青島で恋人の風景を探し求めるマン。ともすると自殺衝動にかられてしまう彼女にできることは、過去の思い出に生きることだけであった。
やがてマンは、郵便配達をしながら絵本作家を目指しているシャオリエ(リウ・イエ)という青年に出会う。事故とも故意ともわからぬガス漏れ事故で意識を失っていたマンを、あやうく助け出したのがシャオリエだった。
仕事の傍ら、マンの風景探しを手伝うことになったシャオリエ。風景探しを通じて、二人の距離も次第に縮まっていく。シャオリエの優しさに気持ちが揺さぶられるマン。しかし、亡き恋人サムへの思いが徐々に自分の中から薄れていくのを感じた時、彼女の心は激しく動揺する。新たな人生を踏み出せぬまま、季節の変わり目をむかえるマン。しかし愛はゆるやかに、おだやかに、傷痕の残るその心を繕っていた・・・

あったかい映画です。青島のどことなく懐かしい風景がとても心が落ち着きますし。登場人物がみんなあったかいんです。それぞれ心に傷をかかえているんだけどみんなやさしい。
死んでしまった彼の描いた風景を探しにカリーナ・ラム演じるマンが青島まできます。
そこで郵便配達をしながら絵本作家を目指すリウ・イエ演じるシャオリエと出会い物語が始まります。一緒に風景を探すうちにだんだんとシャオリエが気になっていくんだけどやっぱりイーキン・チェン演じるサムを忘れられないですよ。忘れられないというか忘れたくないというか忘れちゃいけないというか。。。私の場合リウ・イエに出会った瞬間もう忘れてしまうでしょうね。(物語終了)

この映画、すごく印象に残るとかそういうことはないんだけどね。盛り上がるところも特にないし、めちゃめちゃ感動ってこともないけど、、なんだろ?でも見た後なんか優しい気持ちになりましたよ。いつも毒ばっかり吐いてるからちょっと自分が浄化された感じ。
あと、途中シャオリエが描いてるという設定の絵本がアニメーションででてきますが、このイラストは台湾の絵本作家のジミーという人の作品。この人の作品ってほかに映画にもなってますよね?そうそうトニー・レオン主演の「サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋」ですよ。あと金城さま主演の「ターンレフト・ターンライト」の原作もです。

このカリーナ・ラムって女優さん、以前「姐御」って映画でみたときはきっつい感じだったけどこの映画ではぜんぜん違ってびっくり。すごく素朴でデビュー当時の沢尻えりかみたい。
イーキン・チェンはもっと出てくるかなと思ったらあんまり出てきませんでしたね。そりゃそうか、死んでしまった役だからね。でも彼はほんと変わりませんね。結構もういい年齢でしょ?!
そしてリウ・イエですよ。やっぱ彼はこういう役が一番似合います。田舎の風景がなんて似合うんでしょう!こんなきれいな風景をバックに出会ってしまったら好きにならないわけがありません。
青島ってこういうとこだったんですね。ビールしか知りませんでした。
やっぱリウ・イエはこういう役がいいです。きょとん顔がはまります。でも185cm。

CONNECTED

【原題】 保持通話
【監督・製作】 ベニー・チャン
【製作総指揮】 アルバート・ヤン、ハン・サンピン、ネイサン・チョウ
【製作】 アルバート・リー、チャン・タオ、ケビン・ヨン
【原案】 ラリー・コーエン
【オリジナル脚本】 クリス・モーガン
【脚本】 ベニー・チャン、アラン・ユン
【製作国】 2008年香港・中国合作映画
【出演者】 ルイス・クー、バービー・スー、ニック・チョン、リウ・イエ
【あらすじ】
グレイス(バービィー・スー)はロボット設計士でシングルマザー。いつものように車で娘を学校に送り届けた帰り道、突然見知らぬ男たちに誘拐、監禁される。命を脅かされる恐怖の中、粉々にされた電話回線を懸命に修復し助けを求める。奇跡的に電話が繋がり、出たのはごく普通のサラリーマン、アボン(ルイス・クー)。アボンは気弱な経理マン。しばらく離れ離れになる息子を見送りに空港まで向う車の中で、携帯電話が鳴る。それはグレイスと名乗る知らない女性からのSOSだった。いたずら電話か?と一度は疑うが、恐ろしい銃声が聞こえ信じることに。命が危ない彼女の頼みを無視することは出来ない。たった1台の携帯電話だけで繋がった、グレイスとアボン。グレイスが頼れるのは、電話に出た見ず知らずのアボンだけ。正彼はヒーローでも警察でもない。何故グレイスは誘拐されたのか?冷酷無比な誘拐犯の目的とは?果たしてアボンは、たった1人で彼女を救うことができるのか?絶体絶命の極限状態の中、この電話だけが最後の望み。絶対に切れない-。

さすがベニー・チャン!お祭り騒ぎですよ!面白かった~。
これは「セルラー」っていう映画を香港でリメイクしたもの。
元の映画を見ていないので比較はできませんがこの「コネクテッド」、よかったですよ。これぞ香港映画!ですね。派手なアクションシーンありもちろんカーアクションあり汚職警察ありでもう大変ですよ。ストーリーも面白く、ハラハラドキドキさせてくれます。ルイス・クーもいつものイケメンっぷりを消し、さえない父親役をうまく演じてたし、バービー・スーも必死に助けを求める演技はさすがです。っていうかあの「流星花園」のヒロインがいつのまにか母親役を演じる歳になったんですね。
ニック・チョンもいいですね~。今回は高そうなグレーのカーディガンを着てましたね。
そして私の大好きなリウ・イエですよ。彼はきょとん顔なのに今回は悪役。「ブラッドブラザース」でもそうですが、彼はこういう悪役によく抜擢されますね。私はもっとやさしいさえない青年役のほうが好きです。今回はあのかわいい目をサングラスで隠し、長身&ガタイをいかし非常な悪役を演じてました。
ただね、ひとつ思うのがバービー・スー演じるグレイスですが、結構勝手だよね。助かりたいのはわかります。娘を助けたいのもわかります。けど見知らぬ人にあそこまで頼るのもすごいよね。向こうも命かかってますよ。あげく指名手配されちゃうし。
でも助けた人があんな美人さんだったら「ま、いっか」って感じでしょうか。

悪役だけどきょとん顔。ステキ。

Happy Life

【原題】 楽しい人生 즐거운 인생
【監督】 イ・ジュンイク
【製作国】 2007年韓国映画
【出演者】 チョン・ジニョン、キム・ユンソク、チャン・グンソク
【あらすじ】
20 年前、3年連続して大学歌謡祭の予選に落選したのを最後に解散したホンイク(弘益)大学生のバンド<活火山>。
現在は、名誉退職(リストラ)後、小さくなってご飯を食べることにも慣れた一等級’白手(男性のプータロー)’ギヨン(チョン・ジニョン)。
負担になるくらい勉強ができる子供を持って、教育費を稼ぐために、昼は宅配バイク便、夜は運転代行と、背骨が抜けそうなくらい忙しい中年ソンウク(キム・ユンソク)。
カナダに妻と子供達を留学させた自分が誇らしいキロギ(雁)パパ、ヒョクス(キム・サンス)。
彼らは、<活火山>のリーダーだったサンウの葬儀場から戻ってきた後、不満ばかりの人生をなだめてくれるロックバンド<活火山>を再結成することを突然決心する。
リード・ギターのギヨン、ベースのソンウク、ドラムのヒョクスは、錆びついてしまった演奏と、衰えた歌唱力に我慢できず、死んだサンウの息子ヒョンジュンに、ヴォーカルをやってくれと頼み込む。無礼さを除けば、容貌、実力まで兼ね備えた完璧男、ヴォーカルのヒョンジュンの投入で、ステージの上で楽しめるようになった<活火山>。
しかし、楽しみも束の間、彼らには再び最大の岐路が近寄ってくる。

今お気に入りのグンソク君の映画。
友人が我が家に持ってきてくれて一緒にみました。最初は特に期待もせず、そしてグンソク君にもあまり期待をせずみたのですが、いやー思いのほか面白かったです。
ダメ親父3人が昔組んでたバントのメンバーの死をきっかけにあつまり、いろいろ家庭の問題を抱えながらもう一度バンドを再結成させるお話。ほんとみんなダメ親父なんですよ。特にチョン・ジニョン演じるギヨンがもう最悪。リストラされて仕事も探さず奥さんの稼ぎを頼りに自分はバンド活動に夢中。最悪。働こうよ。しかしそんなときだからこそあのときのパワーを!ということでしょうか。ほんとの自分を取り戻す?!みたいな。でもやっぱりお父さんなんだからきちんと仕事くらいは探してほしいです。
その亡くなったメンバーの息子グンソク君演じるヒョンジュンがお父さんと仲がわるかったんだっけ?反対をされていたか認めてくれなかったか忘れたけど。そんなグンソク君をボーカルに迎えてロックバンド<活火山>がスタート。
が、同時にそれぞれの家庭も問題も勃発し、一時は解散?!の危機へ。特にかわいそうなのがキム・サンス演じるヒョクス。カナダに留学している子供たちと一緒にカナダへ行っている妻のために韓国で1人働き、せっせと仕送りしているのにカナダでは奥さんが浮気。そりゃないよって感じですよ。そりゃ思いっきりドラムを叩きたくなるでしょう。あとキム・ユンソク演じるソンウク。彼はあの「チェイサー」のデリヘル元締めじゃないですか!!あのイメージとはまったく違うので一瞬わかりませんでした。
そして、グンソク君、いいですね~。あんなかわいい顔して身長182cm。低い声。歌もうまくてギターも弾ける。完璧。韓流おそるべし。まだまだこんなの隠してたんですね。(自分が知らなかっただけ)
あらすじにも“容貌、実力まで兼ね備えた完璧男”とありますよ。わかってますね。
 こんなかわいい顔して182cm。声が低い。そしてギターも弾ける。完璧。

2010/03/11

Heartbreak Library

【原題】 その男の本 198ページ 그 남자의 책 198쪽
【英語題】 Heartbreak Library
【原作】 ユン・ソンヒ
【脚本】 ナ・ヒョン,パク・ウニョン
【監督】 キム・ジョングォン
【撮影】 ユン・ミョンシク
【出演者】 イ・ドンウク、ユジン
【あらすじ】
消えていく。私の愛が…
知らせもなく別れていった恋人を探そうと、毎日図書館を訪ねて198ページの糸口を探すが、たやすく彼が去った意味を探すことはできない、ベールに包まれた、あ・の・男・ジュノ。
守りたい。彼の愛を…
毎日毎日真剣に生きるが、失恋してから人生が虚しく感じられるその時、図書館で198ページだけを探す男を発見して、その男の事情が気になり始めた、あ・の・女・ウンス。
ウンスは身元が曖昧なその男ジュノが、切なく探す「198ページの秘密」を明らかにするために、彼を助けることにする。198ページの秘密を探せば探すほど、浮び上がる自分たちの過ぎ去った愛の瞬間に痛みを感じる二人。そして共に過ごす時間が長くなるほど、ジュノとウンスは胸の中に新しい感情を発見することになるが…
記憶のページをめくれば、愛にまた出会うことができるだろうか?

はぁ・・・かっこいい。もうため息もの。。。
最近知ったイ・ドンウク。なんてかっこいいんでしょう。そう、以前ご紹介した「最強ロマンス」のおでん刑事を演じたイ・ドンウクです。すばらしいですね、彼は。
もう図書館にあんな人がいたらどうします?天気のいい日に窓際に儚い目をした184cmでスーツが似合うイケメンが本をよんでいたらどうしますか!!そりゃーもうガン見でしょう。

ドンウク演じるジュノは198ページに残した彼女からのメッセージを探すためユジン演じるウンスに協力してもらい彼女が今まで借りた本の198ページを調べるんです。
いいなぁ、、私だってこんなイケメンのお願いだったら全力で探しますよ。
そこからそれぞれ心に傷をおった2人のストーリーが始まっていきます。
ジュノの協力をしていくうちに彼の痛みを知り、そんな傷を負いながらも自分の過去と向き合うジュノをみてウンスはジュノが気になりだす。ジュノも一生懸命自分に協力してくれるウンスが気になり始めるけど過去にあった出来事によりなかなか前に進めない。そんな2人の物語。
正直この映画、内容はそんな面白くありません。
いい話なんだけどどうもグッとこない。いい話なんです。ドンウクもいいんです。どこか寂しげで心に傷をおった役をうまく演じてます。ユジンもすごくかわいいし気が強いけど実は根がやさしい女性をうまく演じてます。脚本?監督?なんだかもったいないです。
し・か・し!かっこいいドンウク満載です。泣いたドンウク、笑顔のドンウク、寝ているドンウク、どれも最高です。

早く兵役終わってスクリーンに戻ってきてほしい・・・。
こんなことされたら好きにならない訳がない・・・。